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ネコちゃん好き集まれ~! ポスカ&番外編 ※補足あり

ネコちゃん好き集まれ~! ポスカ&番外編 ※補足あり

癒されたい方もそうでない方もようこそ、わがネコちゃんの世界へ。

ことしの春に生まれたネコちゃん4匹(うち3匹は心優しき里親さんのもとへ)。
親バカにつき、ただいまポストカードを制作中です。
愛しいその姿、ふたたびご堪能あれ。


ロミオ王子の天使の寝顔。見ているだけで気持ちが穏やかに…。

偶然、撮れたロミくんのキック。この肉球たまらないでしょ?

わたしのボーダーとミルクティー(モコちゃん)の色の組み合わせがなぜかステキなショット。

ヒルズ族になったシンデレラガール、ちろちゃん。
何をされても大人しい女の子だったなぁ。

そして、わが家に残ったシンデレラボーイ?、マイダーリン愛しのそら。
えばりんぼ、くいしんぼ、そしてプレイボーイ、笑


こちらのサイトでは動物たちを終生、家族として暮らしていこうとしている愛猫家、愛犬家の方が多いと思いますが。


みなさんは知っていますか? 1日に400頭以上の犬猫が殺処分されていることを。
そして、そのお骨は「ゴミ」として処分されていることを。

以前、青森のある高校の取り組みについて少し触れました。あるメンバーさんからもっと熱いメッセージをとリクエストをいただいていたので、続きを少し書かせて下さい。

その高校は青森県立三本木農業高校。殺処分されたお骨をくだき、土にまぜお花を咲かせているという活動をしています。
もうご存知の方も多いでしょうか。それは「いのちの花プロジェクト」。

「ゴミ」となって終わるのではなく、ふたたび植物となってその命を輝かせてほしい、そんな願いからスタートしたものでした。


感動的な話しですよね。でも、彼らの向き合ってきたもの、見てきたものはもっと生々しい現実…。

・どうやって殺処分されているのか?
・どんな思いでお骨をくだいているのか?

わが県では殺処分場の一般公開はされておらず、これより外部資料とボランティア団体さんからの話。そして、「いのちの花」(書籍)からの引用等でまとめます。

殺処分される「管理室」。ひっそりと建つその建物の中は、大変重苦しく。そして最期のときを待つ動物たちの奇声、悲鳴、叫び声。耳に残る強烈な声の嵐。

最期のとき、檻の後ろの扉が開くと、正面側の檻がせまり、犬たちは幅1メートルほどの細い廊下に出る。ここでも追い込み誘導機という装置によって、小さな金属製の箱に収められる。あとは扉が閉まり、そこに炭酸ガスが噴射され、犬たちは「安楽死」する仕組み。

猫の場合は、職員が手作業で小型の処分機に投入します。

殺処分後に焼却された動物たちの骨は、大きな紙袋に入れられ、無造作に積み上げられている。
それはしばらく保管され、ある程度量がたまってゴミ収集車が引き取りに来るまで、何カ月も放置されたまま。

花を手向けられることも、墓に納めらることもない。

そんな現状を見て、高校生が感じたこと。

知らなかった。こんなにも人の骨に似ているなんて…。
知らなかった。こんなに骨が細いなんて。

確かに生きていた命、まだ生きていられるはずだった命。殺されると理解しながら生きた命。人間に奪われた命。

自然に涙があふれ出てきた…。

そして、この殺処分は税金で行われている。「こんな施設はいらない!」

「何の罪もない犬猫たち救うために、自分たちでできることはないか?」
ただそれだけを考え、行動を続けた高校生たち、それが「いのちの花プロジェクト」。


身勝手な人間たちによって捨てられた犬猫たち。

それは、(動物が)病気でみているのがかわいそうだったから。
引っ越しで飼えない。猫が子どもを産んで困っている。飼い主が年をとり世話が難しくなった…。

センターにやってくる理由は「飼い主の見通しの甘さ」がほとんどだそう。

亡くなってしまった命をもう一度。動物の遺骨をレンガでくだく作業はつらい。何度やってもつらい。振り下ろすレンガはとても重く、素手で砕いたおかげで、手は擦り切れ状態に。でも、ただひたすらに祈り込めて。

祈りの輪は少しずつ広まり「啓蒙と対策」で青森県の殺処分数は劇的に減っているそうです。

みなさんのお住まいのところではどうなのでしょう。


わが家には現在、家猫外猫あわせて計5匹がいます。
いずれも「捨て猫」。いつも登場している白ネコちゃんたちもそうなんです。

猫の通り道なんでしょうか。いままで10匹以上の捨て猫を保護し、里親へ出したり家族として迎え入れています。

でも、すべてのネコを助けてあげられたわけじゃない。何度も何度も泣いてはの悔しい思いをしてきた。そんな思いからこれを書いています。


「愛おしいネコちゃん、ワンちゃんへ。いつか殺処分をなくしてあげるからね」。

ご興味ある方はぜひAmazonでポチっとしてくださいませ。

※写真はAmazonよりお借りしました

人間のものであれ、動物のものであれ大切にできる命は、大切にしてください(書籍あとがきより)。
そして、ペットと暮らしているみなさんへ、最期の瞬間まで家族でいてあげてください。

長々と最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後にもうひとつだけ。女優の杉本彩さんが立ち上げている、公益財団法人動物環境・福祉協会「Eva」。動物愛好家である彼女が「一つでも多くの命を助けたい」と力を注いでいる活動。ご興味ある方はこちらよりどうぞ。

Eva http://www.eva.or.jp/

Emirinさん、これでどうでしょうか?


※ボランティア団体さんよりご指摘ありましたので補足を。わたしも想像、そして、言葉に疑問を抱いていいたので、「」にて「安楽死」と表記しましたが、実際には数分間もがき苦しみながら亡くなる「窒息死」とのこと。わたしたちは「安楽死」とは使いませんよ、とのことでした。当方の調べ&書き方が甘くすみません。補足させていただきます。

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コメント(11件)

  • 本来ならば「いのちの花」の活動自体がなくなる社会であってほしいです・・。しかし,「いのちの花活動」がこうやって人を繋げ,「人間のエゴから小さな命を守ろうよ!」って思いが広がるのですね。残念な事に命を奪われた子たちは,きっとお花畑で今は不安も恐怖も感じることなく楽しく走り回っている事でしょう。⇒続

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    2015/8/2 09:49

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    KOKO姉さん、こんにちは。楽しいはずの休日の昼間、お顔を涙でぬれさせてしまい、すみません。そうですね、高校生が種をまいてくれた、その花をわたしたちがつなげ、広げていく。そして、きっと花は咲いていく、そう信じてこれをUPしました。わたしもKOKO姉さんと同じですよ。

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    2015/8/2 12:50
    殺処分についてはさけてきた派(涙腺ほんとに弱いんですよ)。でも、そこをさけては現状は伝えられない。このブログのメッセージは成立しない。殺処分のない社会を目指して、このメッセージが、波紋のように広がっていくことを願っています。コメントありがとう。

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    2015/8/2 12:52
  • ⇒私は動物の殺処分の現状をTVや本やっているを避けて通ってきました。辛くて見てられないんです・・・。こちらの記事も(T_T)(T_T)で拝見です。ですが考えると動物が好きだからこそ,現状に向き合わなければ・・と思いました。そして誰かに伝えなくてはと! ☆ 記事ありがとうございました。☆

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    2015/8/2 09:58

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  • この話題にはいつも考えさせられます。私自身ペットを飼っています。出会いは、友達からの引き取り手の居ないはぐれ子がいるとの紹介でした。飼うと決めた当時、まさか私が海外で暮らすことになるとは思っていませんでしたが、ややこしい輸出手続きや何度にも及ぶ検査を経て、今も一緒に暮らしています。続きます。

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    2015/8/2 07:05

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    かむかむれもんさん、こんにちは。そうですか、貰い手のない子を引き取って大切に育てているんですね。お優しい方ですね。そして、そういう経緯でしたらこの問題にも自然と興味がおありですよね。わたしもノラ猫の避妊・去勢しないままの餌づけは反対です。そう、ノラ猫の平均寿命ってご存知ですか? 

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    2015/8/2 09:40
    3年ほどです(子ネコであれば2年以下とも言われています)。処置をして人生をまっとうさせてあげる「地域猫」の取り組みが広がっていけば自然と数は減っていく、そう思っています。無念に残酷に死んでいった動物たちの思い、人間のエゴについて考えてほしい、そう思って書きました。コメントありがとう。

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    2015/8/2 09:43
  • 個人的には、飼えもしないのに近所の野良ちゃん達にご飯だけを与える人達にも苛立ちを覚えます。そういう人達はは避妊や去勢手術は絶対にせず、自己満足に浸ってるからです。このような形で最後を迎える子が減ることを願います。もっとたくさんの人達にこの現実を知って貰いたいですね。情報共有ありがとうございました。

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    2015/8/2 07:22

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  • おはようございます。先ほどこちらのページを私のFacebookのタイムライン及びいくつかのSNSでシェアさせて頂きました。どうかご理解下さい。少しでも多くの方の目に止まりますように!

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    2015/8/1 09:47

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    Emirinさん…。これをUPするまでに悩んだこと、泣いたことすべてが吹っ飛びました。これだけ多くの人の目に留まるとは、、 わたしはただ書いて発信しただけ。行動をするのはそれぞれ読んでいただいた方々。それが大きな声となり力、行動となっていくことを願ってやみません。

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    2015/8/1 14:53
    拡散のご協力、ありがとうございます、涙…

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    2015/8/1 14:53

  • さぁて、書いた以上、わたしも何か行動をしてなくては。まずは杉本さんの活動に賛同。できることを考えながら、動物たちとの共生社会を模索したいと思います。一つでも多くの命が助かりますように…。

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    2015/8/1 06:27
  • ちょびさん、そして私の周りのそうですが、こうして今も捨て猫を保護し大切な命を守って活動されてるのに、自分のペットを飼う事だけでいっぱいいっぱいで何もサポートできていない自分が情けなくなりました泣 この活動が少しでも多くの人に知ってもらえますように!そしてこの悪いスパイラルが無くなる事を祈ります

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    2015/7/31 23:44

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    日本においてはペットの入手はショップでがおおむね6割といわれています。また規制がなく、赤ちゃん買いができるため「衝動買い」が多く、途中で飼育放棄してしまうことがあるのだそうです。わたしは、ペット先進国のようにシェルターからの譲渡が一般的となれば理想的だと考えています。

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    2015/8/1 06:26
  • 泣きながら書かれたというその意味を今良く理解しました。このプロジェクト、命の花には本当に感動させられましたよ!杉本彩ねえさんは女性としても憧れの存在で彼女の活動にはいつも注目しています。この書籍は早速読みたい。更にm殺処分が国の税金で行なわれいるなど、正に人間のエゴの何ものでもない!

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    2015/7/31 23:38

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    Emirinさん、おはようございます。まずは、今回のリクエストで現状を知っていただくいい機会になったこと、ボランティア団体さんともどもとても感謝しています。ありがとうございます。いろいろ思うところはありましたが、人間のエゴで失う多くの命について考えてもらいたい。情報収集する中で強く感じました。

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    2015/8/1 06:23
  • ペット大国といわれている日本での現状ですよね。
    雑種、ブランド犬猫どちらを飼うのも個人の自由だと思っています。
    ただ、最後まで看取る覚悟が出来ない方には、飼わないで欲しい。
    人間と同じ命だもの。

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    2015/7/31 16:05

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    hattoさん、おはようございます。常々、ペット大国からペット先進国になってほしいと思っているわたし。そうですよね。ペットは人間のおもちゃじゃない。命を預かるということなんだと、その覚悟をもって家族として迎え入れてほしい、そう思っています。

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    2015/8/1 06:19
    手に触れたら温かいと感じる人間と何ら変わらない同じ命。大切にしていくことをわたしたち大人が伝えていかなくてはいけないと思っています。コメントありがとう。

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    2015/8/1 06:20
  • これが日本の現状ですよね。飼い主の一時的な感情で、どれだけの動物たちが犠牲になっているか。心痛みます。そして、自分がその仲間にならないことを、強く感じています。家族の一員として、最後まで看取るのが勤めと思っています。杉本彩さんは有名ですよね。悲しい運命の子が、一人でも減ることを祈ります。

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    2015/7/31 08:25

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    ranmaruさん、おはようございます。なんとも厳しく、そして悲しい現状ですよね。でもこうやって高校生が立ちあがってくれたことは大きな一歩。そして杉本さんの活動も。少しでも周知、拡散できるよう、ここで書いてみました。姫ちゃまはいくつになるのでしょう。

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    2015/8/1 06:13
    ブログにUPされている姿を見ると愛情いっぱいで育ててもらっているなといつも思います。わたしも、悲しい運命をたどった子たちのためにも、手元にいるネコちゃんたちには、おしみなく愛情を注いでいきたいと思っています。コメントありがとうございます。

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    2015/8/1 06:15
  • おはようございます。
    私の伯母も、すてねこちゃんから始まりました。
    伯母なら育ててくれると確信して伯母の家の門まえに。どれだけいるかわからないけど、名前つけてあげて。だから、胸にひびきます。

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    2015/7/31 08:01

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    eikeroroさん、おはようございます。叔母さま宅のネコちゃんは、玄関先にですか…。捨てた人の考えは到底わかりませんが。ネコちゃんにとってはよい家族に恵まれて幸せですね。ペットの高齢化、それにともなう病気も多々あると思いますが、最期まで幸せな家族としていられることを祈っています。

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    2015/8/1 06:09
    そして、いつもいつもネコブログへのコメントありがとうございます。

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    2015/8/1 06:10
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