日経DUALでも記事になっていました。
FBには、感想UPしていたけれど、ブログでは紹介していなかったので、書いておこうと思います。

古市氏は、テレビで見るたびに「今どきの人だな~。私とは世代が違いそう」なんて思っていました。
あの古市氏が、保育園ネタで本を出した、と友人に聞いたので早速購入
「絶望の国の幸福な若者たち」と違い、とても簡単に誰にでもわかりやすく書かれていて、あっという間に読了です。
正直、あの古市氏が書いたの?と思わせるほどの愛を感じられる一冊でした
まず、日経DUALの記事でも書かれてありますが、母親に対して人権がない。ことを書かれていてます。
そして、幼少期の教育が有効なことをエビデンスとともに紹介し、少子化対策のためにも、保育園を義務教育化したらいいよ。と結論づけています。
(かなりはしょって書いてるので、ぜひ本を読んでみてね)
日本の少子化は、ピケティさんも心配しているくらいで、何も対策を講じていない(ように見える)日本は、とっても危険な状況だと思われているようです。
保育園を義務教育化にする。という案には、古市さんの思いやりも入っていて、日本人には根強く3歳児神話が残っていて、子供は母親が育てるべきだ。と思っている人が多いので、もし仕事を持たない人が子供を保育園に入れようとしたら、周りから何か言われるかも知れない。だったら、義務教育ってしたほうが入りやすいんじゃないか。という考えからです。
もちろん、義務教育であれば、国も待機児童とかありえなくて保育園を整備しますしね。
賛否両論はあるかもしれませんが、この年代の子供を持たない古市氏のような方が、こういった本を出された、ってことが凄いし、私のようにワーキングマザーでなくても、いろんな人に読んでもらいたいと思った良著でした。
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