
我が子誕生の記録?無痛分娩(3)?
2015/9/2 17:02
無痛分娩で出産を予定されている方の参考になれば嬉しいです。
では、つづきを・・・
いよいよ出産体勢にはいりました。
直前まで、家族と和気藹々と話をしていましたが、
カーテンの外へ家族は出て準備です。
(LDRは広く、家族とはカーテン一枚で仕切られていたので、
声などはすべて聞こえる状態)
「さぁ、お腹の張りと同時にいきんで!」
一回目では出てこず・・・
「もう一回!」
「もう一回!」
「ん?・・・」
「こんなに開いてるのに、何で出んのや!!
君、尾骨折れてるかもしれないね!スノボーでもやってたのか??(怒)」
「やったことあります、でもそんな骨を折った覚えは・・・」
(折ったら相当痛いですよね??)
ちなみに、痛みが無いので普通に会話をしながら出産ができました!
「これだから、女の子のスノボーは反対なんだ!!」
と、いきなり怒叱られました(汗)
「あかん、尾骨に頭がひかかって出てこん・・・
ここまで見えてんのに、まさか帝王切開しなかんのか??
えぇ~~~~~~~~~!!」
私の心の中の叫び
「私も、えぇ~~~~~!帝王切開に切り替わるかもしれないの?」
痛みが無いだけに、信じがたい事実??(未だに尾骨が折れていたのかは不明)
「スタッフ居るだけ集めてこい!!今日来てくれた親族の中に看護士の方いませんか??」
(ちなみに居ませんでしたが、人員を確保する為、先生も思わず言ったのだと思います)
気づけば、スタッフは6人体制。
お腹をグイグイされながら、いきみながら、先生が吸引を続けました。
「頑張れ!!自分で頑張って産むんだ!!」
「ハイ!」
自分含むスタッフ全員で「1・2・3・4」
ふっん!
休んで、
「1・2・3・4」
ふっん!
何回繰り返したでしょうか・・・
麻酔が切れることがなかったので痛みは全くありませんでしたが、
痛みが無いだけで、お腹の張りを感じることは出来たし、
汗が物凄い大量に流れていました。
「ヒィヒィ呼吸を荒くするな!!」
焦る気持ちと疲れで、呼吸が細かく吸う回数が多くなっていました。
「呼吸は吐く方に集中しろ!!余計にダメになるぞ!」
「ハイ!」
「まだ出てこん・・・ 赤ちゃんの体力的にも限界が近いと思う・・・
帝王切開の覚悟が必要かもしれん・・・」
先生も疲れてきていました。
何回も、全員で声出して、いきんで押し出してもらって、
吸引してもらって・・・
約1時間?1時間半?かけて、とうとう産まれました!
「産まれたぞ!」
瞬間に、ものすごい涙があふれ出ました。
ところが、我が子は白く
か細い声で「にゃ~」って感じの声しかあげられませんでした。
その後ろで母が
「ありがとうございます。ありがとうございます。」と・・・
産声をあげるまでは、ありがとうなんて言うなと医師から説明されていたので、
私は不安で一杯でした。
「前を見ろ!!これが胎盤だぞ!」
ふゎふゎしながら見たのを覚えています。
その間に、我が子は酸素ボンベを与えられ、
「1分!」
「2分!」と時間を計測していました・・・
3分を過ぎた辺りで、しっかりと大きい産声をあげてくれました。
それくらいのタイミングでしょうか?
主人が戻ってきたのです!
そして家族が順番に赤ちゃんを抱っこして、すぐに保育器へ運ばれましたのですが、
赤ちゃんが目を開き、瞬きをしていたので、
「かわいい」とみんなが喜んでいたら、
「それは、赤ちゃんが疲れている証拠なんだ!」と・・・
赤ちゃんも辛かったんだなと・・・
無事に産まれてきてくれて、ありがとうと心から思いました。
出産後、そのままLDRで2時間ほど休んでいる間に、
保育器から出して一度だけ連れてきてくれました。
私はこの時に、初めて触れることができました。
本来なら産まれてすぐに、カンガルーケアをするはずだったのですが、
この時に少しだけ胸に触れて、赤ちゃんはすぐに戻っていきました。
24時間は保育器へ入るルールだったみたいです。
(胎児仮死状態という扱いで産まれたので。その事は翌日知りました)
長いので、出産部分が終わったところで一度閉めます。
次の投稿で振り返ってまとめようと思いますので、
お付き合い頂ける方は、ぜひ読んでください
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