
早いもので、今年も残すこと91日となりました。
暑さもやわらぎ過ごしやすい季節ですが、
日中は暑いのに朝晩に肌寒さを感じます。
でも晴れた日の空は高く澄み渡り、誰もが思わず
「天高く馬肥ゆる秋」とっつい口にしたりして w
思わず背伸びしたり、大きく深呼吸したりしたくなる!そんな10月で
すが、古くから我が国では10月を神無月(かんなづき)と云います。
これは10月に日本中の神様が、出雲(いずも)の国(現
在の島根県)に集まり会議を開き、他の県には神様が居
なくなってしまうことからそう呼ばれてきました。
反対に神様の集まる出雲の国では、10月を神
在月(かみありづき)と呼んでいるそうです。
なので今月は特に強いパワーを感じるこ
とが出来るのではないでしょうか?!

□ なんのために集まるの?
この神様の会議が行われるようになったのは、大国主神(おおくに
ぬしのかみ)が日本の国土を開発した神様で、その時自分の息子や
娘を各地に置き、その地の管理者としたことに由来するそうです。
その為、子供たちは年に1度出雲の国に戻り、父神である大国主神にその
年の出来事を報告し、来年の予定を打ち合わせするようになったのです。
後には大国主神系以外の天照(あまてらす)系の
神様たちも、一緒に出雲に来るようになりました。
この会議は旧暦の10月11日から17日までの間、出雲大社で開かれ、その
後、佐太神社(さだじんじゃ)に移動し26日まで会議の続きを行います。
その期間に出雲大社と佐太神社では神在(かみあり)祭が行われます。
□ 神様の会議?
大国主神は天照大神に日本の支配権を譲ったとき、代わ
りに幽界(ゆうかい)の支配権を得たと云われています。
この「幽れたる神事」とは、目には見えない縁を結ぶことであり、そ
れを治めるということはその「幽れたる神事」について全国から神々
をお迎えして会議をなさるのだという信仰がうまれたと考えられます。
物質的な物事については天照大神とその子孫
である天皇家が管理しますが、精神的な物事
については大国主神とその子孫が管理します。
□ 会議の議題は何?
会議では一般的に人の運命について話し合われます。
なかでも誰と誰を結婚させるかなどと云
うことをこの会議では議題に上ります。
遠く離れた見知らぬ同士が知り合い結婚するよう
なケースはこの会議の結果からかもしれません。
そのため、出雲大社は〔縁結びの神様〕としても信仰されています。
記:15/10/01 ・ UP:10/15
神在祭 全国から神々が集う出雲 神秘の伝統行事|しまね観光ナビ
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