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ダイエットに執着するのはおやめなさい!Lets Stop size ZERO Fixation

ダイエットに執着するのはおやめなさい!Lets Stop size ZERO Fixation



※この記事は過去のポストを再編集しております。予めご了承下さい。

少しでも多くの女性たち(特に10代20代の若い女性)にこの現実を知ってもらいたい。


もはや、成人女性の身体ではない。だからこそこういう場で晒せるわけですが、卑猥さもない代わりにはセクシーな要素もZEROに近い。更に、ここまで来るとジュニア用のパンツしか履けなくなります。一般の女性用の下着は悉くブカブカ。これもある意味ホラーな体験でした(笑)
程よく肉のついたグラマラスなバスト、ウエスト、ヒップは女性の美しさの象徴だと改めて思います。

わたしは2年ほど前までガリガリのスキニービッチでした。


それも病的なほどにガイコツ人=痩せ過ぎ警戒レベルに達したファッションモデル体重と同じ、いわゆる拒食症です。40キロを切った時に生理が来なくなりました。この時点でもう女性とは呼べません。即入院、点滴の治療が必要になりました。(170センチ 40キロ)

海外の友人の間では"Oliveoil"とあだ名を付けられ、挨拶はいつも”Hey Skinny!"(よう!ガリ子ちゃん、こんなニュアンス)

注):拒食、過食を繰り返し自分が歩くと地面が揺れるように感じたり、痩せている自覚がなくなる摂食障害とは違い、痩せ過ぎである事の自覚があったのでまだ救われました。

自分は痩せっぽちだし、ちゃんと食べなくちゃという自覚はあるのですが、ストレスにより異常に食が細くなってしまうのが拒食症の特徴です。それにより栄養不足で中々太れません。
自分の精神的弱さからDepressedした結果でした。

この頃のイメージはもはや痩せてる人を通り越し、手羽先のように筋張った身体にげっそり感漂うほお骨。
「ちゃんと食えよー!」のレヴェルです。


via: my Instagram

そんなわたしも、1か月の入院をきっかけにご飯が美味しく感じるようになり、みるみると太り始めました。

一番痩せている頃に比べると、なんと、15キロも増え、お気に入りのデニム(24インチ、ストレッチなし)がとうとうお尻から入っていかなくなりました。でもわたし自身それは喜ばしい事だと思っています。
顔にも少し丸みが出てきたのでこのままを維持できたらと思っています。

ただ、一つ、全体に丸みがでてきて女性らしくなってきた為、
以前のような身体にフィットしたレーサーバックのタンクや細身のスウェットパンツなどボーイッシュなスタイルが似合わなくなってきた事くらいでしょうか。

そのくらい膨よかな方が女性はちょうどよい!


太った事によってファッションの趣味も少しずつ変わっていきそうです。ガーリーなワンピースやエレガントなドレスが無性にほしくなってきました。

ベスト体重に近づいてきてる上に、健康的に太り始めたので後は定期的な運動をして程よく筋肉をつけていけたら理想だと考えています。

太って判った事は、この年になると顔やバストにはお肉が尽きづらく、太ももやお尻ばかりが大きくなっちゃうんですよね。

また少し細身のジーンズを綺麗に履きたいため、3キロ減を目標に現在は生まれて初の筋力トレーニングを始めました。食事はしっかり3食とっています。

今まではハタヨガと瞑想を中心したラージャヨガがメインでしたが、今年はパワーとキックボクシングを取入れたかなりハードなトレーニングにも挑戦中です。

太った時は3キロぐらいは一瞬でしたが、いざ、体重を戻そうとなると容易じゃないんですね。

ダイエットに勤しむ世の女性たちの気持ちが少しつづわかってきたところです。


via my Flickr

しかし、

痩せ過ぎは見た目にも貧相だし、美しくありません。当然、太り過ぎるのも問題ですが、やはり程よく筋肉がつきメリハリのあるボディ作りが理想と言えるのでしょう。

初代Diorアディクトのミューズでもあった、ジャンキーモデルとしても知られるケイトモス、かつて彼女はメディアのインタビューの中で、

ドヤ顔で ”Nothing tastes as good as skinny feels” と言い放ちました。


痩せてる事ほどおいしいものはない、直訳すると(どんなに美味しい食べ物でも痩せている快感にはかなわない)発言で世界中から避難されたのはまだ記憶に新しいところです。

スーパーモデルブームの頃に全盛期だったわたしですが、個人的にこのモデルが嫌いです。
いかにもドラッグ中毒者という風貌で不健康の代表のような存在です。
そんなモデルを若者たちは長い間ファッションアイコンとして崇めてきたのです。

世の中、何かが間違っていませんか?


2009年当時、わたしは摂食障害に悩む人々が集まるフォーラムに自発的に改善するためのメッセージを贈り続けてきました。

”Lets stop size Zero fixation ! ”と叫び続けてきたのです。

血行にも良くないスキニーパンツを流行らせたのも元はと言えば、彼女を筆頭にしたガリガリに痩せ痩けたスーパーモデルたちでした。モデルたちと競うかのように、パツパツのスキニーデニムを履き、更に細さを強調するかのように12センチヒールのバランスの悪いルブタンを合わせ、ぎこちなく歩く20代女性の姿はまさに不健康そのもの。

無理なダイエットをしてきた結果、摂食障害になり、身体だけではなく心までも病んでしまう若者が増えていったのです。



更には、過去に栄養失調で命を落としていったランウェイモデルも少なくありません。ダイエットは一つ方向を間違えれば、心をも蝕み、死に繋がることにもなりかねないのです。

痩せている事が美しい事ではありません!



健康的な食生活を心がけ、心身ともにバランスの取れたボディメイクを目指して日々努力していきたいものですね。



1300キロカロリーオーヴァーの食事に挑戦していた頃のメニュー。
圧力鍋を使った手作りサムゲタン風スープとカキのグラタン。痩せたカキでもこうしてホワイトソース乗っけるとカロリー倍増。10分間煮込んだだけ鶏肉が箸で切れました。

韓国の薬膳料理として知られるサムゲタンは本場ではじめて知ってから大好物になりました。身体が冷えやすい女性にはおすすめ。栄養不足のわたしにとっても、うってつけの料理でした。

丸々と太ったまるごと1匹の鶏肉のお腹に餅米、高麗人参、ニンニクとかナツメ、松の実などを適当に突っ込んで石鍋でぐつぐつ煮込んで出来上がり。あとは好みで塩を入れて食べるのが一般的。見た目はあまり美味しそうではないけれど、食べてみると激ウマです!
真冬なら、冷めにくい石なべで直接煮込んだ方がもっと美味しいですね♪


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予めご了承ください。

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コメント(7件)

  • 花と蝶さま、こんばんはそうでしたか!写真で拝見する限りでは標準より若干スリムという感じで不健康な印象はないので全く問題なしですね♪
    ただ、ムダなダイエットで私みたいなスケルトンにならないようにどうかご注意下さい(笑)なんでも過ぎると良くないですよね。お察し頂けて恐縮です。

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    2015/11/22 22:44

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  • お邪魔しまーす。実はEmirinさんほどではナイですが拒食やった時期があります。身長157で35キロを切りましたが自分は綺麗だと疑いませんでした。現在は標準より若干体重少ない程度で持ち直しました。でも、やはり太るのは今でも怖い勘違いナルシストです(;´д`)Emirinさんの心中御察しします。

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    2015/11/21 18:45

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  • 続き。母は強しですね♪でも無理はなさらずに。と言ってもママさんたちはそういう訳にも行かず大変だと思いますが、どうかご自分の身体を労ってあげて下さいね!

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    2015/11/15 21:46

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  • →ラインが変わってきますね。上半身や頬のあたりがそげて老けて見えてしまうのと下半身にボリュームが出て、阻止しないとオバサン体型まっしぐら(泣)ナイスバディの方を見ると生まれつきそうなのかと思ってしまいますが、やはり努力されているのですね。

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    2015/11/15 07:09

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    私については全く凄いわけではなく普通の人に戻れたというだけの事ですね(笑)
    ホントに死ななくて良かったわ、ってくらい危ないレヴェルでしたから(震
    食って本当に大事よね!って、もうそれだけです。後は程よい有酸素運動をしていれば普通に生きられそうです(笑)ぼうやさんはすごくパワフルな女性だと思いますよー

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    2015/11/15 21:41
  • →ケイトモスはちょっと好きだったのですが、インタビューでそんなことを言ってたんですね。それはちょっとイメージダウンです。ナオミキャンベルも「私はどんなにパスタを食べても太らない」と豪語してたのを思い出しました。健康的な食生活、運動。Emirinさまスゴイ・・・!!そうそう、体重が同じでも、年齢で→

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    2015/11/15 07:04

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    そうなのです。彼女の全てを全否定する訳ではないのですが、もう少し自分の影響力を自覚して発言には注意するべきだったと思います。こういう事を軽々しく言うものじゃない。この発言から多くの若者が痩せている=美しいという間違った認識も持ってしまいました。ナオミキャンベル、あれも最悪なモデルですね。

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    2015/11/15 21:35
  • 私も人生のどん底を味わったときに体重が激減しました。その後に反動で過食になり、といっても10㌔の増減だったのでまだ苦しいというレベルでは全くなかったかもしれませんが、どんどん体重が減る恐怖とダイエットのストレスは経験して、そのときに学んだことも大きいです。自覚も大事なことかもしれないですね。→

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    2015/11/15 06:56

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    コメントありがとうございます。ぼうやさんも苦労されているのですね。でもその経験で学ばれた事はすごく大きかったでしょう。10キロの増減は大きいですお辛かったと思いますよ。
    自覚することは大事ですよね。自分を客観視するというか、まず必要だったのは現実の自分と向き合う事からでした。ケイトの件については

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    2015/11/15 21:26
  • こんばんわ(*^-^*)
    私は体重の増減が今は3キロかなです!旅行にいくと、間食でアイスや、あと食べ過ぎですね(*^^*)体重がへるときは、寝不足もセットでお肌も荒れちゃいます。年齢にあったベスト体重を維持したいものですね(*^^*)

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    2015/11/13 22:51

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    こんばんは。3キロくらいの増減なら問題ないですよね!間食は分かりますー。太り始めてから
    デザートは別腹よって女性の気持ちが良くわかるようになりました♪
    ホントに、年齢にあったベスト体重って大事ですよね。お互いキープできるように頑張りましょう☆

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    2015/11/15 21:19
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