今回は美容ではなく、先日、イタリア旅行に行ってきたのでレポしたいと思います。
写真の画質を落としたので非常に見苦しい感じになっております…
せっかくの旅ログなのに(;´Д`)すみません。
ローマに滞在し、いくつか観光してきました。
ぜひ、行ってほしいところはやはりバチカン。
世界最小の独立国家。セキュリティチェックをしてから中に入ります。
一番の目玉、サン・ピエトロ大聖堂。
ローマ教皇謁見の場所としてTVでもよく放映される場所。
広場から見る聖堂、周りの聖堂の迫力がすごい。
右下の写真は聖堂横にある、教皇宮殿。
毎週日曜日に、教皇がこの最上階の右から2番目の窓を開け、お告げの祈りアンジェラスでお話とお祈りをされる場所。
聖堂内部。
写真では伝えきれないのですが広さ、荘厳さに圧倒されるばかりです。
このようなものが1600年代に作られていたなんて…。
一体どのような技術だったのか、感動しきりです。
ミケランジェロばかりが有名ですが、祭壇前の大天蓋などはベルニーニ作。
石でできたものが目立つ中、ブロンズの大天蓋は違ったオーラを放っていました。
右上写真は天国の扉(聖なる扉)。
25年に1度の聖年にのみ開きます。
次回の聖年は2025年の予定でしたが、今年を特別聖年とし、この12月8日に開かれることになっています。
教皇がテロなどの社会情勢を憂いて今年を特別に制定したそう。
今回見ることが出来て良かったです。
バチカン博物館
様々な彫刻、絵画、タペストリーが廊下の両側に展示されています。
それぞれの作品もさることながら、天井の壁画や彫刻も見事。
どこを見ても芸術品ばかりです。
右上のタペストリー(絵画のようですが1本1本織られた織物です)のキリストの目はどこから見ても自分を見ているように感じます。
聖堂と博物館の近くにはシスティーナ礼拝堂があります。
内部は写真禁止なのでwikiと案内看板の写真より。
あまりにも有名なミケランジェロの「最後の審判」
礼拝堂の真正面に描かれています。
「一人の人間の成しうる偉業の大きさを知りたいと思う者は、この絵の前に立つがいい。」とゲーテが言ったとされる作品です。
天国と地獄、どちらに行くか審判するキリストの横には聖母マリア。
その下にはラッパを持ち審判を告げる天使たち。
右の天使の本は大きいのに左の天使の本は小さいです。
これは地獄に堕ちる人がそれだけ多い、という意味であるとのこと。
キリストの右下にいる聖バルトロマイが持っている人の皮はミケランジェロの自画像とされています。
ミケランジェロは自分が地獄に堕ちる人間だと思っていたとか。
一番右下にいる蛇に巻きつかれている人物はミケランジェロの嫌いな人だったよう。
単なるキリスト教の絵ではなく、作者の思考が隠されているのも面白いです。
この他、天井には旧約聖書を順に描いた「天地創造」や、壁面にはさまざまな絵が描かれています。
天地創造
天井全面にわたって描かれており、聖書のことをよく知らなくとも何となく意味が分かります。
真ん中の「アダムの創造」の神の手がアダムに生命を吹き込む様子はE.T.のモデルになったとも。
壁画もそれぞれ意味が込められていて楽しめました。
最後の晩餐
12人の使徒が描かれていますが、真ん中の一人だけ手前に座って黒い服を着ており、頭の光冠がありません。この人がキリストを裏切ったユダ。
様々な作品でユダはこのように分かりやすく描かれています。
ちなみに端に立つ人達は絵師のスポンサーなんだとか。お金を出してもらう代わりに絵に登場させるという条件だったようです。
ガイドさんの裏話がいちいち面白い!
大学がキリスト教系だったにも関わらず、聖書とか全然読んでない人間ですが、ただただ目の前の創造物に触れるだけでも感動ものでした。
その2に続きます。
コメント(3件)
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