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美しい自撮りのコツ

美しい自撮りのコツ

フェイスブック等やらないけど、自撮りはよくします。平日は遠く離れて働いている訳なので、家族やパートナーに近影を送って安心してもらうためです。

どうせ撮るなら美しく。そして顔色悪く疲れていては相手が心配しますしね。

そもそも、スマホの内蔵カメラは、何でもオールマイティに撮れるようにというのと、コンパクトにしなければならないため小さくて済む広角レンズを使っているんだと思います。
広角レンズの特徴は、簡単に言うとレンズからの距離により映り方が変わることです。近いものは大きく遠いものは小さく、というのが広角になればなるほど極端なのです。
その特徴を活かすと、顔の下ぶくれや二重あご、目が小さいなどのコンプレックスがある人は、カメラを上から構えれば目元が大きく顔の下の方は細っそり小さく写るので別人のようにコンプレックスが補正されて写るのでお勧めです。この方法は割とよく知られていて、自撮り写真は誰のも皆同じように見えるのはそのためです。

それより、肌をきれいに見せるのも美しい自撮りのコツです。
色の白いは七難隠すという諺がありますが、肌のアラが見えなくなるだけでだいぶ違いますよね。
美肌系画像加工アプリを使ってる人も多いと思いますが、ここでは画像加工ナシで肌をきれいに撮る方法を。


明日のためにその1。
2番目に明るいほうに顔を向けて、顔に影が出来にくい角度を見つけてシャッターを切るべし、切るべし、切るべし!
照明に対して顔に影が出来にくい向きで撮るというのも比較的誰でもやってると思いますが、太陽光の直接あたる屋外や蛍光灯ギラギラの真下とかだとちょっと厳しいでしょう?直線的な強い光は、顔の造りによる影は無くせても、毛穴や小じわなど様々な向きに影を作っているものは隠しにくく、明る過ぎれば当然シミなどもはっきり写り込んでしまいます。
そういう時は2番目に明るい向きを探します。光源に背を向けても、明るい色の壁がレフ板効果になっていてちょうどいい具合に顔が照る場所があることもあります。グレーや黒の内装の車の中だったら、ノートや日報などの白紙のページを目の前に広げて置くだけでも違いますね。
車の中で撮る場合、昼間は窓から直接光が射し込んでさえいなければ条件が良いことが多いですよ。隣に停まったトラックの箱がレフ板代わりになったり、路面の照り返しでほんのり明るくなったり。
また、光をレースカーテン越しにすると、柔らかくいい感じに拡散します。プロカメラマンが人物を撮るとき、光を柔らかくするため大きな行灯みたいな半透明の箱を被せたフラッシュをたきますが、これの応用です。
フラッシュをたいて顔にできる影を打ち消すことも出来ますが、光量の調節が出来ないスマホカメラでは不自然な感じになり易いしバッテリー喰うし、周囲に人がいる場所では写真撮ってるのが目立つので私はあまりフラッシュは使いません。

それと「シャッターを切るべし切るべし」ですが…ヘタな鉄砲数撃ちゃ当たると言いますが、デジタル式のカメラは何回シャッター切ったってタダなんですから、角度を微妙に変えて何枚も撮ってみるのがお勧めです。自撮りの場合画面でモニタリングしながら撮っても、実際は左右反転になるのでかなり印象が変わります。人に見せるのに使うものは、たくさん撮った中から選ぶのが手っ取り早いです。


明日のためにその2。
アイキャッチ(キャッチライト)は両目に入れるべし、入らないなら両目とも外すべし。
先ほど顔に当たる照明の工夫を話しましたが、レフ板代わりのものでも光源でも、明るいものが両方の黒目に写り込むようにしてください。これをアイキャッチと言います。プリクラで撮るみたいにお星さまキラキラになっている必要はありませんが、瞳に潤みがあると表情がはっきりしてメリハリがつき、プロっぽい写真になります。
最悪なのは片目にだけ光が写り込むこと。人間の顔は左右対称ではないので、片方にだけアイキャッチが入るとバランスの悪さが強調される結果に。
特に私の顔も左右がかなりアンバランスなので、これは気をつけたほうがいいなと経験上学びました。
光を写し込むのが難しかったら、両目ともアイキャッチの外れた写真の方が上出来のはずです。


明日のためにその3。
顔のたるみ、造形の劣化が気になる人は仰向けになって撮るべし、撮るべし、撮るべし!
仰向けの顔は10年前の顔とよく言いますね。そのままです。
加齢や肥満による顔のたるみは重力の影響で下に影を作ります。仰向けに寝転がって、重力でたるみの部分を顔の奥に閉じ込めてしまいましょう。重力を逆手に取る方法です。
ポージングによっては、なんとも言えない解けた色気やリラックスしている安心感を演出出来るおまけ付きです。
でもコレはホントに画像加工ナシでのチート技としては効果が上がるだけに本当にズルい部類です(苦笑)
生の自分をよく知ってる人に見てもらうぶんには良いでしょうが。

明日のためにその4。
露出オーバーの写真を撮るべし。
露出オーバーの写真とは、すっごく明るく撮れてしまった写真のことです。写真全体が白っぽく飛んでしまい、多くの場合は細かい部分が見えない失敗写真となります。
しかしそれを逆手に取れば奇跡のような若返り写真が(笑)
若返りと言うより、アートっぽいカッコいい写真ですね。
コレは高等テクニックかも知れません。
露出が任意で調節出来ないフルオートのスマホ内蔵カメラの場合、露出オーバーの写真を撮りたかったらカメラを騙さなくてはなりません。
画像加工アプリでコントラストを上げても似たような結果にはなるけど、後からの加工だと粒子が目立ち色味も不自然になり仕上がりが綺麗でないです。
で、どうやってカメラを騙すのかと言うと、一旦暗い方にカメラを向けて、カメラがその暗さに合わせて露出を変えたところで、素早く顔にカメラを戻してカシャッ。
画面見てると、カメラを向けた場所の色や明るさが変わるたびにモニタ画像の明るさも変わっていってるのが分かると思いますが、それが露出補正です。
性能のいいカメラだと速攻で露出補正してくれちゃいますので難しいですが、私のiPhone5はSじゃないし一世代前だし、もう3年も使っていて全部のアプリでだいぶ動作が重くなって来てるのでじれったいくらい露出が決まりません。これが逆手に取れると画像のようにまるで女子高生のような!?写真が撮れる訳です(^^;;
よく、黒い服に黒いバックで撮ると色白に写ると言われるのは、相対的に反対色が際立って見えるというだけではなく、カメラが「暗い」と認識して露出補正がかかり、明るめの写りになるためです。

ちなみにスマホ内蔵カメラのHDR機能…。明るめ普通暗めと、露出の違う写真を自動的に数枚撮ってくれる機能ですが、自分は今はあんまり使ってません。止まっているモノを撮るにはいいけど、結局連写なので微妙に違ってしまうのは露出だけでないところにジレンマ感じるからです(苦笑)
それに、劇的な露出の差ではないので効果として狙ったときほどの明るさは得られません。


そして最後に、トラック運転手が車内で自撮りする時のボヤキ。
トラックの室内には、夜でも日報書いたり着替えや食事などのもろもろの作業がし易いよう明るい蛍光灯が付いています。
乗用車と同じルームランプもありますが、寝る前の赤ちゃん電球程度の明るさです。私のiPhone5だと殆ど真っ暗にしか写りません。
なので夜の自撮りは蛍光灯の方のルームランプを点けた中でするのですが、これでも暗い上に蛍光灯なので光が白く冷たい感じで、光源に顔を寄せてもすっごく不健康な感じに写りがちです。
なので…カメラの露出補正を騙すテクと、レースカーテンで光を拡散させるテクは毎度使ってますねー。


参考までに、お目汚しですが、スッピンでもこれらのテクを駆使して撮ると画像加工しなくてもここまでの写りにはなります。
実物は、45歳としては至ってフツーだと思われます(^^;;


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