でも、ちょっとしたことがきっかけで、そこから昔の記憶がみるみるよみがえりその懐かしい思い出に浸ったりすることがあります。
すっかり忘れていることばかりだけど、いろいろ思い出しだすとその頃の自分があって今があり、ときに辛い思い出もあったりもしますが、それを乗り越えてきたことは今の自分を支える大きな力。
苦労は大変ではありますが成長につながる大切な要素であるとつくづく感じます(*´ω`*)
さて、そんな誰もが持つ昔の思い出でありますが、先日、昔の思い出の美しさをしみじみ感じるちょっとした出来事がありました。
ある日、私が学生時代にホームステイしていた先のアメリカ人お母さんから「メロンパンのレシピ教えて!」とのメール。
『メロンパン!』このメロンパンの一言に昔の思い出がじわじわとよみがえります。。。
ホームステイの楽しみ方はいろいろあると思いますが、私が思うのは『家族』になることがホームステイを楽しむ成功の秘訣。
どこの家族もみんなそれぞれ生活スタイルがあるものですから「ホームステイはこうである」と決めつけず、自分はそのままでホームステイ先の家族のスタイルになじむことが居心地のいいホームステイ環境作りとなります。
私のホームステイ先は、小さなお子さんもいて忙しい家族だったので、掃除や洗濯、お皿洗いやお食事作りまで私のできることは率先してお手伝い。たとえ英語が話せなくてもそんな生活の中でのコミュニケーションは言葉を超えるものであり、また語学の習得にもつながりました。
さらに、そんな日々の積み重ねでいつしか深い絆がうまれ、今では本当の家族のようになり、親や子ども全てが親戚のようなお付き合いをするようになりました。
そんなホームステイ中、私がよく焼いていた『メロンパン』
ホームステイ先のパン焼き機を使っていいよ。というのをきっかけに作りだしたなかのパンの1つでしたが、いつしかその人気は広まり、お土産やポットラックパーティーの時はもちろんのこと、毎日のように朝ご飯で作るようになりました。
レシピは日本のレシピをアメリカスタイルに変えたもの。
計量カップだけで作れる簡単レシピを作ったので、私が帰国した後もしばらくの間ホームステイ先の皆さんもメロンパン作りを楽しんでいてくれたのですが。。。
そのレシピがなくなってしまったようで、あの味が食べたくてメロンパンのレシピおしえてー!!の連絡が来たというわけです。
留学中は楽しいことばかりではなく、もちろん大変なことも多々ありました。
でもその全てが美しく私にとっては大切な思い出。
『メロンパン』がその多くの思い出を思い出させ。。。思わずうるり。。(ノω;`)
しかし。。
以前私の作ったメロンパンアメリカ版レシピは私ももう持ってはおらず、メロンパンの作り方と、レシピ作りのポイントをメールでホームステイ先のお母さんにに紹介しました。
すると。。

できたよー!!との連絡。
昔の記憶とともにメロンパン復活!!
一生懸命作ったホームステイ先のお母さんの出来の素晴らしさに大感動です!(n‘∀‘)η
ホームステイをしていた頃に私が残してきた日本の食文化は他にもお好み焼きや焼きそば、カレーなどなど他にもいくつかあり、今でもそれを楽しんでくれています。
また、私がホームステイ時代に学んできたアメリカの食文化ターキーやタコス、BBQなどなど私の今の食生活で楽しませてもらっているものも多々。
留学は異国の地での数々の刺激の中、多くのことを学ぶのとともに、お互いの国のことを伝えあう文化交流も楽しみの1つ。
また、その文化交流で生まれたものは、交流が終わった後も、メロンパンのようにずーっと生き続けることもあり、いつまでもその楽しみは続くものなんだなとも思います。
今回メロンパンとともによみがえったあの頃の記憶。
ホームステイ中に一緒に過ごした時間は、今も私たちの中にしっかりと刻まれていることを実感し、思い出はやはり宝物であると感じたひと時でありました。
メロンパンありがとう!!(*´ω`*)
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