ようこそのお運びで。
いつもLikeやコメントしてくださる心優しい方、Likeだけの方、
そして素通りの方と、どちら様も厚く御礼申し上げます 。

『貧乏な人とは、物を少ししか持っていない人のことではなく、
無限の欲があり、いくら物があっても満足しない人のことだ』
『幸せとは物を買うことではない。
幸せは人間のように命あるものからしか貰えない。
物は幸せにはしてくれないんだ。』
足るを知ることを忘れた日本人へ素晴らしメッセージをおくってくださった
ホセ・ムヒカ氏。
今、ちょうど来日されているそうです。
大統領時代には、公用車があるのに自分は中古のワーゲンで十分といって
ボロボロのワーゲンに乗り、大統領公邸ではなく、農園みたいな普通の家に
住み手取りで月10万のお給料で暮らす。
本当はもっとお給料はもらっているのだけど、国民の役立つことに使うよう
にと給料の1割しか貰わなかったそうです。
なぜそんな暮らしをしているのか。
大統領になったからといって、贅沢な暮らしをしていては普通の国民の感覚を
忘れてしまう、それでは国のトップは務まらないからという理由から。
偉くなっても、常に国民の感覚を大事に持って、国民のための政治を行おうと
していらっしゃったのですね。
どっかの国のお偉いさんがたに見習ってもらいたいものですわ。
ホセ・ムヒカ氏の逸話で私が一番感動したのは、愛車のワーゲンの話。
このワーゲンはムヒカ氏のお友達が譲ってくださったものだそうです。
そのワーゲンをコレクターの方(どっかの国のお金持ち)が1億円で
譲って欲しいと申し出があった時、きっぱりとお断りになったそうです。
理由は、この車を譲ってくれたお友達が譲ったことを知ったら悲しんで
しまうから。
お金じゃなく、お友達との友情を大切にされる方なんだなぁと。
そして、せっかく譲っていただいた車を乗れなくなるまで自分で乗って
あげたいという、車に対する愛情をも感じられるエピソードでした。
世界一貧しい大統領と言われたムヒカ前大統領。
世界一貧しいのではなく、世界一質素な大統領。
そして、世界一心が豊かな大統領なのですね。