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「アセモ」シーズン到来!正しいケアvs間違ったケア

「アセモ」シーズン到来!正しいケアvs間違ったケア

湿度と気温が高くなり、本格的に「汗」をかく季節です。
赤ちゃん・幼児の皮膚面積は狭いですが、大人と同じ毛穴の数があります。
ということは、汗の出口「汗孔」も密集していることになります。

赤ちゃん・幼児のアセモは初期症状のケアを間違ってしまうと重症化してしまいます。
アセモの仕組みを知って、正しくケアしましょう。




まず、前号で皮脂と汗について書かせていただきました。
『夏の大敵「皮脂&汗」美肌の味方にする手段』



全身の汗を作り出す役目は「エクリン汗腺」

冷房の部屋で過ごすことが多い人は、エクリン汗腺の機能が衰えてしまっていることが考えられます。

機能が衰えている汗腺は夏の大量の汗をうまく処理できず、結果としてベトベトした「悪い汗」を出してしまいます。


そして、エクリン汗腺の機能を高めるために訓練が必要、と書かせていただきました。


人間には約500万個のエクリン汗腺があるそうです。
しかし全てが機能していないようで、全身の発汗能力を高めるためには、2歳までの環境がその機能を決定する、と文献での報告があるようです。




アセモ対策 間違ったケア その1



アセモを防ぐために冷房を活用します。
冷房は、室温28度ほどに保ち、長時間は避けましょう。
体調も崩しやすくなりますので、上手に利用するといいですね。


大型ショッピングセンターなどに長時間いると冷房が強いです。
アセモ対策にはなりますが、発汗能力が落ちることで将来的に体温調節が出来なくなり、熱中症などの心配も起こってくると思います。

汗を出す機能が衰えることで、アトピーなどの肌トラブルにもつながることも考えられます。




アセモ対策 間違ったケア その2


ベビーパウダーは、あくまでもアセモ「予防」です。

アセモの出ている部分につけると、かえって症状が悪化する場合もあります。
アセモ予防として、お風呂上りにしっかりと水分を拭き取り、肌が乾いたことを確認してからパウダーをつけることがお勧めです。



アセモ対策 間違ったケア その3



アセモは汗孔が詰まることで発症します。
塗り薬は、その基材となっている油性成分が肌を塞いでしまうので、悪化する場合もあると思います。

アセモからひどい湿疹などに症状が移行した場合に、皮膚科の先生に相談してみると良いかと思います。





アセモ対策 正しいケア その1



とにかく肌を清潔にし、汗をかいたら濡らしたタオルで拭き取るか、シャワーをすることです。

汗に負けない強い肌にしていくためにも、普段から上質な製品でしっかりと保湿をすることも必要です。

アセモができてしまっても、悪化しないように「清潔にする+保湿をする」の繰り返しです。




「ベビー用=肌にいい」 ではありません。
ママが自分の肌で試して、刺激や違和感がないかを確認し、安心できると感じた製品を使うことが大切です。
その為にも、子供に使う前に2週間ほどママが試すことをお勧めします。



アセモ対策 正しいケア その2



綺麗な汗が出るように、乳児も「お水」を飲ませてあげましょう。

子供に与えるべき飲み物は「お水」です。
お茶は適度に、ジュースなどは控えましょう。

甘いものは肌の抵抗力を弱めます。
肌を強くしてあげる為にも、ママはおやつにも工夫が必要ですね。




お肌が弱いお子様をお持ちのママは、暑い夏を乗り越えることがとても大変だと思います。

でも、肌細胞は常に生まれ変わっています。
月日を重ねながら強い肌になれますよう、正しい食事とスキンケアの継続、ただこれだけがお肌に結果を生みますので、前向きに頑張っていきましょう!








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