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万年筆には深い沼がある そしてまんまと嵌りました 1

万年筆には深い沼がある そしてまんまと嵌りました 1

皆様いつもありがとうございます。

すみません、お久しぶりです。

10月は、新しく家族になったしらたまが入院したり、急ぎの仕事が重なって入ったり、ドタバタしておりました。

そして久しぶりの投稿は、美容関係無く、しかも女子需要ほぼ無い文具ネタです。

そして長文2回にわけますので、ご興味無い方は軽くスルーしてくださいませ。


自分の誕生日に万年筆買ったよっていう話。

タイトル通りなんですが、万年筆には深くて広い沼があります。

私の万年筆、安価な物から含めて11本になりました。

コスメと一緒でそんなに使わないだろうと突っ込みたくなるのですが。

嵌るのは9割方男性だそうですが、最近はもれなくインク沼というのも一緒にありまして、こちらは多分女子も大いに意識された市場だと思います。

万年筆に興味を持つとインクも気になり、また紙にもこだわりたくなる。


インクボトルだの、便箋だのと増殖してしまいます。


私が万年筆と出会ったのは10年ほど前に遡ります。

購入動機はペン習字を始めたかったから。

ご相談したところ、安くていいので万年筆をということでした。

それまで父は万年筆愛用者でしたが、なんか色々面倒くさそうな物だなという印象しか無く。

全く興味無かったので、名前の知れたパイロット、安い、ということでネットで適当にポチったのがこれ。


ニューヤングレックス 細字。

今は色彩雫の孔雀という色のインクを入れてますが、当然カートリッジで黒でいいよねと使い始めた初の万年筆です。

結局色々ありまして、ペン習字は始められず、いつかと思ってるうちに10年ほど経ってしまっています。

私の字は悪筆のまま。

ですが、手元に残った万年筆は細かい字が書きやすく、割と愛用品になりました。


次に購入したのはラミーサファリの細字。

2012年の限定カラー、アップルグリーン。

同じ細字でも外国産の物は一回り太いのが一般的です。

ちょうどお手紙を書くのにニューヤングレックスは細いなと感じていたところ、ポップでカジュアルなルックスのサファリ限定色を発見。

購入しました。

好みの色と限定につられて、2014ネオンコーラル中字と2016ライラック細字も後に購入しております。


最初はこちらもカートリッジのブルーを使ってましたが、今はそれぞれ色彩雫の松露、秋桜、四季彩の仲秋を入れてます。


ニューヤングレックス、サファリのアップルグリーン、ネオンコーラルでまず3本。

ここまでは購入の時期も開いてますし、全てカジュアル使用の所謂鉄ペン、スチールペン先。

ボールペンより万年筆書きやすいかもという印象はあったので、ヘビーユーズはしてましたが、まぁそれだけのこと。

箍が外れたのはちょうど2年ほど前、2014暮れに4本めを買った時から。

とあるビジネスマナーの講習に参加したところ、お手紙は万年筆で書きましょうというお話があったのです。

字に味が出るとか、丁寧な見えるとか、すでにお手紙にはサファリを多用していたので納得で聞いていたのですが。

とりあえず1万円以上を目安に買いましょうとのこと。

当時の私、目が点です。

なぜ1万円?

その理由は大手文具店に行ってわかりました。

何にもわかりませんから、1万円で万年筆を探してる旨をただ伝えます。

そうするとどこもお勧めされると思うのですが、それなら国産が良いですよと。

要は国産大手のパイロット、セーラー、プラチナの3社の所謂金ペン、14金ペン先のエントリーモデルがこの価格帯なんです。

用途は手紙ということで、3社の人気モデル中字をそれぞれ試し書きさせてもらいました。

高いだけでしょと思ってたのが覆った瞬間。

それぞれ違いはあるんですが、タッチが滑らか。

比べるとやはり鉄ペンはカリカリするんです。

鉄ペンは気軽だし、筆圧が少々強くても受け止めてくれるという良さがあるのですが、金ペンの書き心地にはさすがと納得するしかありません。

1番しっくりきたセーラーのプロムナード シャイニングブルーを手にしてました。


こちらは購入当時から今までお手紙のエースですので、ブルーブラックのカートリッジです。

目上の方でも安心のお色、インク切れしてもお手軽で携帯性の良いカートリッジ。


金ペンの書き心地にうっとりな私、そうなると細かい字の書ける字幅も金ペンが欲しくなります。

2015春頃、某百貨店にて金ペン、できるだけ細字でとお願いしました。

でもね、こちらは試し書き用の物は触らせて貰えましたが、購入予定品での試し書きは無し。

結局購入したのはプラチナ #3776 センチュリー ブルゴーニュの極細。

なんですが、帰って買いてみると掠れて書きにくい。

極細だからか、馴染んで無いからかと思ってたんですが、後日見て貰ってインクフローが随分渋いことがわかりました。

調整して頂き、今は快適。


無難な黒カートリッジ、今でもそのままなのですが、最近黒って私それほど必要無い気がしてます。

黒よりブルーブラックが好き。

カートリッジ無くなったら、色変えようかと思ってます。


第一回万年筆談、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

もう少し続きますので、お付き合い頂ける方はよろしくお願いします。
















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コメント(2件)

  • 私も子供の頃から書道を習っていたので、万年筆は大好きです^^主人も何故か大好きで、今でも時々お互い新調しています☆色々あり、増えてしまう唯一の文房具です^^

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    2016/10/29 06:51

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  • おはようございます!万年筆、私も大好きです♪
    なかなか一万円代を購入する予算はないですが、リーズナブルなものでも万年筆独特の書き心地とブルーブラックのインクの美しさが大好きです。久々に万年筆で手紙を書きたくなりました~(^∇^)

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    • 更新する

    2016/10/28 06:31

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