☆高齢者に多い食後低血圧
食後低血圧は高齢者に多いという特徴があります。
食後低血圧とは・・
食後に急激に血圧が下がる症状のことで、
食後に立ち上がるとめまいやふらつき、立ちくらみが起こります。
ひどい時には、意識消失を起こして、転倒することもあります。
そのメカニズムは・・
食後は食べたものを消化・吸収するために、
胃腸の周囲に血液を集中させて、胃腸の働きを活性化させます。
胃腸に血液が集中すると、心臓から送り出される血液量は少なくなり、
血圧が下がる危険があります。
しかし、健康な人の場合、
心拍数を上げたり、血管を収縮させるなど血圧を一定に保つ機能が働きますので、
食後でも急激な血圧低下はありません。
この血圧を一定に保つ機能は、自律神経のバランスが関係していますが、
加齢や病気が原因で自律神経がうまく働かなくなると、
血圧が一定に保たれなくなり、食後に急激な血圧低下が起こるのです。
そのため、高齢者は食後低血圧になりやすいんですね。
65歳以上の高齢者の3人に1人は、食後低血圧と言われていますので、
高齢になれば誰にでも起こりうる症状です。
※また、高血圧の持病がある人は、「低血圧は関係ない」と思われるかもしれませんが、
降圧剤を飲んでいる人は、食後低血圧が起こりやすいですので、注意が必要です。
こちら↓から引用させていただきました。
食事の後に血圧が低下?高齢者は特に食後低血圧に注意しましょう。 https://t.co/8d9pgUd9V5#高齢者 #食後低血圧 Mignon (@mignon0788) 2016年11月3日
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知っておきたい「食後低血圧」 https://t.co/bFDFm7ohfV#食後低血圧 #高齢者 #介護 #予防策 Mignon (@mignon0788) 2016年11月4日

実は、入所中の高齢者が食後に数分意識混濁し救急搬送されました。
検査しましたが悪いところはなく、入院して経過観察です。
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