美容系の情報源って、店頭だけではなくビジュアルに訴える雑誌やブログなどさまざま。
メイク方法や商品レビューなどは動画がわかりやすいですが、わたしは断然、海外チャンネル派。
自分が海外(スペイン)に住んでるのもあり、地元スペインやヨーロッパのコスメブランドの評価は
スペイン人の意見や情報がやっぱり参考になりますし(薬局系やプチプラも多いので助かるぅ!)
オンライン販売のみの外国のブランドだと、実物が見れないぶん人のレビュー頼みなところも。
小顔効果のあるコントゥアーリングとか、海外発のトレンドもいち早くHow to動画が出ますし
ベースメイクなど色のマッチが知りたい場合は、アメリカのブランドならアジア系アメリカ人で肌のトーンが似てる人…みたいな感じで、かゆい所に手が届くピンポイントな情報もゲット。
そんなわたしが最近、度肝を抜かれたメイク動画の主がこちら・Violetteさま。

最近エスティローダーのグローバル・ビューティ・ディレクター(!!)に就任したというitガール。
Violetteスタイルの特徴は、一見お肌にはなんも塗ってない…?という作り込まないロースキン。
さり気なさ+抜け感の究極の引き算メイクに、大胆な赤リップを合わせたり(フランスっぽい♪)
ブラシだけに頼らず指を駆使して感覚的に仕上げる『エフォートレスの女王』なんです。

彼女のごく短いメイク動画を見ただけで、ガツーーンと頭を殴られたような衝撃。
お家のベランダや車中、老舗カフェの一角で、ポーチを広げてテーマ別にメイクするんですが
お友達に最近のおすすめを披露するガールズトークみたいな、自然体でゆる~い雰囲気の中
ファンデを目の下~顔の中央のみに使ったり、コンシーラーだけささっとピンポイントでつけて
ひたすらぼかす…という豪快なベースメイクは、フェイスラインやおでこなど部分的にすっぴん
なのにも関わらず、実は素肌との境目がわからないほど完成度の高い『フュージョンメイク』。
ここまで塗る・塗らないがハッキリしてるメイクは、はじめてかも…
『私は天然のソバカスがあるから、鼻まわりは素肌を生かす』発言もおフランスっぽ~い。
フランス人はソバカス大好き。可愛い・ヘルシー・ナチュラルに見えるから、描く人もいるほど。
ハイライトも指で入れたり、お肌のツヤ出しにリップバーム…と『意外と計算された素肌感』に。

その代わり、ポイントメイクはモードさや遊び心があったり、フェミニンなものが多いです♪
ただ目元は、濃いカラーほど指でシアーに伸ばしたり、アイラインは肌になじむパウダーやペンシルをさらにぼかしたり…と、線ではなく面で彩るような、深みがあって色っぽい仕上がりに。

リップはフレンチメイクの主役なので、彼女もあざやかなレッドをよく使ってます。
無人島に1つだけ持って行くコスメは…?と質問したら、フランス人女性は全員『ルージュ』…みたいな小話がありますが、Violette流は意外にも『赤リップは、リップがメインの時だけ』。
赤の使い方は本当にお見事で、リップラインを取らない直塗り→唇の中央だけなじませたり
黒と赤のマットリキッド2色使いで立体感を出したり…と、かなり大胆なアレンジも目立ちますが
目元がメインの時には、リップはヌーディ・シアー・トーンダウン…など、口元の印象を薄める
引き算メイクのバリエーションも豊富で、メリハリのある仕上がりとバランス感覚はさすが!

有名ブランドとのコラボも多く、ビッグネームな肩書のわりにマイペースなところも素敵♪
メイクの他にもヘアケアや前髪カットのしかた・朝晩のスキンケアなども紹介していて
フランス語ではなく英語なので、ちょっとはハードル下がるんじゃないでしょうか。
Instagramも violette_fr のアカウント名でやっていて、画像の方も安定の可愛さ♪
インスタではメイク自撮りはもちろん、メイクアップアーティストとしての活動や日常風景も
見られて、さらにアーティスティックな一面が垣間見える感じがします。



ちなみに…すでにVioletteファンのわたし、動画最後のクレジットはわりとチェックしていて
使用アイテムを参考にしたりするんですが、彼女の鉄板アイテムとは…?
まず、コラボしているブランド(ドゥ・ラ・メールやGlossier)のベースやハイライトに
フランス代表・Diorやシャネル・イヴサンローランにランコム…も押さえつつ
Tom FordやNARS、自身がディレクターを務めるエスティローダーなどの数々のブランドが。
が…中にはNYXのジャンボペンシルや、Sephoraのオリジナルブランドのリキッドリップに
わたしも大好きessenceの眉マスカラなど、プチプラも上手にミックスしてるのはさすがです!
もちろんブラシやアイテムに付属するアプリケーターも駆使するViolettaちゃんですが
やっぱり象徴的な『指づけ』テクニックのときにオススメしているアイテムはこちら。
【Sephora colorful shadow & liner】

【Estee Lauder ダブル ウェア ステイ イン プレイス コンシーラー】

いや~、久しぶりにわくわくするビューティネタに出会いました♪
スペインに長年住んでるくせに、美容・ライフスタイル系ではおフランスに目がないわたし。
実は子供の頃、大好きな叔母の影響で『ノーファンデの素肌+赤リップ=パリジェンヌ』という
公式が記憶に残っていたのか、大人になったらすっぴんに口紅つける!と思っておりました。
ここ数年、アラフォーと文字通り大人になり、ライフスタイルも変わってすっぴんの機会も多く
肌がノーメイクの時に近所に外出するとなると、ちょい足しするのはもちろん…赤のリップ!
…ただご存知のとおり、すっぴん肌だとメイク崩れはないけどwwカバー力も全く無し。
要はフルメイクかすっぴん(あ、今は赤リップも素顔の一部ですw)か、2択だから困るんですよね~。Violetteスタイルは、まさに手抜きでもばっちりメイクでもない、その中間だから新しい。
なので…一番気になっていたテクニック『ファンデなし+コンシーラー』試してみました!
普段使うリキッドコンシーラーは、某たまご型スポンジでなじませた後パウダーも重ねますが
『指で温めてパッティング&境目が見えないくらいぼかす』というのを実践すると…
目の下・小鼻の脇にほんの少量つけてなじませただけなのに、肌全体が整って見えてキレイ!
丁寧に伸ばせばベタつきが残らず、パウダーもいらないし意外と持ちも良し。
顔の中央にあり印象を決める鼻や、首との色の差がでるフェイスラインは完全スルーする方法は
『ベースメイクしてる…?してない…?』というナチュラルな仕上がりもわたし好みです。
ピンポイントでカバーしていて、顔全体が覆われてないからメイク崩れも最小限。
いや~メイクしてる自覚ないくらい、とにかくお肌が楽で好み!
長時間お肌を覆われてるのがイヤで、帰宅後ファンデをすぐに落としたくなってしまうわたし。
今までは素肌に眉・マスカラ・リップだけ…なんて無謀な手抜きメイクもしてましたが
これだとつけてることを忘れるほど軽く『セカンドスキン』ってこのことですか…!
おまけ…指づけメイクにすっかりハマったわたし、手持ちのコスメの中でこれぞ!というのも
見つけたのでいくつかご紹介します。まずは絶対失敗しないクリームチークはこの2点:
【Revlon クリームブラッシュ】【ヴィセ リシェ リップ&チーク クリーム】

VioletteおすすめのNYX ジャンボペンシルは、やわらかい分ヨレが気になりますが
こちらは完全防備のウォータープルーフ!な【Make Up For Ever アクアマティック】。
もう1つ、可愛すぎるカスタムパレットは【Anna Sui アイ&フェイスカラー】と
【Anna Sui リップ&フェイスカラー】をお好みで組み合わせて持ち運べるもの。
アイ・リップとも、目元や唇以外にも ハイライトやチークとしてアレンジ可能なのも◎。

これからも、ばっちりフルメイクしてるように見えないのに 赤のリップが印象的…みたいな
『エフォートレス』な感じ、極めていきたいところです♪
今回も長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
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