
缶詰は時には生で食べるより栄養が摂れることがあります。
トマトはリコピンで、鮭はアスタキサンチンで抗酸化作用が出来ます。
トマトは低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜。
美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランス良く含んでいます。
更に注目されているのが、カロテノイドの仲間であるリコピンやβ-カロテン。
私たちは酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることがわかってきたので、抗酸化作用を持つリコピンやβ-カロテンに期待が集まっているのです。
中でもリコピンの抗酸化作用は強力で、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。
アスタキサンチンは優れた抗酸化力を持つことで知られています。
その強さはおよそ、β-カロテンの5倍※1、CoQ10の800倍※1、ビタミンEの1000倍※2、ビタミンCの6000倍※1です。
この優れた抗酸化力がアスタキサンチンの最大の特徴なのです。
※1:一重項酸素を消去する力 ※2:脂質の酸化を防ぐ力
これらの栄養がギュッと詰まったのが缶詰です。
この二つを取り入れた簡単リゾットの作り方を載せておきます。
まず、顆粒出汁の素、トマト水煮ダイス缶、水気を切った鮭の水煮缶、ご飯を入れてグツグツ煮ます。
煮立ったら黒胡椒を小さじ1程度、塩を蓋つまみ入れて混ぜれば出来上がりです。
美味しくて栄養満点です。
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