「あたりまえでしょう」
って声が聞こえてきますが、私は旅行や帰省の時はメイク道具を持っていきません。
衝撃的かもしれませんが、旅行中はメイクしない、すっぴんです。(日焼け止めは塗る)
以前は持って出かけていたのですが、荷物が増えるじゃないですか。
これが非常にストレスになる。
それがわかってから、旅先では化粧をしないという方針を貫いています。
「荷物が増える」=「管理するものが増える」=「インプットする情報が増える」
これが私にとって非常に負荷になる。
日常生活でも荷物が増えると情報量が増えて疲れが増すのに、旅先で新しい情報のインプットが多く情報量増加で負荷が大きいのにそれに加えた管理物の増加は疲れ以外の何物でもなく、せっかく楽しい旅が台無しになってしまう。(※私の場合は日常の景色が変わるだけで情報がアップデートされるので、負荷が増します)
メイクしなくても別に困らないし、いっそのこと荷物を減らしたらいいのではないか?という結論で、メイク道具の持ち出しを止めたのです。
日焼けさえ防げば何も問題がないので、あれこれ考えなくていいし、スキンケアだけ持っていけばいいので非常に楽になりました。
で、持ち出すスキンケアですが、トラベルサイズ(トライアルサイズ)の敏感肌用アイテムをいくつか調達しています。

これにキュレル乳液の現品とモイスチュアリポソームの現品、dプログラムのアレルバリアエッセンス現品を持ち出します。
旅行中はいつも通りのスキンケアをすることを心がけています。
というのは、旅行というだけで環境は変化していますので、身体と脳への負担は非常に大きい。
そこに肌の環境変化まで加えると脳内パニックを起こして全体的に混乱してしまう。
帰宅してからその混乱による疲れがどっと届くので、それを少しでも減らすために肌の混乱は避ける。
そのため、いつも通りのスキンケアが求められるのです。
スキンケアだけだったら洗顔は持って行く必要はないのですが、日焼け止め塗るから洗顔は必須。
いつも通りのクレンジングだとちょっと肌への刺激が強めになるので、刺激弱めの洗顔で対応します。
自動車移動なので全部現品持って行っても影響は少ないのですが、化粧水の現品とトライアルサイズを比較してみたらですね。

このサイズ差は重いわ。
小さいほうがいい。
で、ミニサイズにしてる、という具合です。
昔はトライアルサイズで化粧水から乳液、クリームまで全部入ってた気がするんだけど最近はないんですかね。
次はdプログラムのトライアルサイズにする。
クリームのチューブはそう大きくないし、何だったらこの小さいクリームケースにほかのクリームを詰め替えて持ち出す。
旅先でのメイクにもいろいろ事情があるかと思いますが、私は「すっぴん」に全く抵抗がないタイプ。
すっぴんに自信があるのか、と言われたらその自信はどういう種類の自信なのかまず問いたい。
顔立ちなのか、肌の状態なのか。
どちらも私は自信ありません。
顔立ちは国籍不詳だし、肌はアトピーあるぐらいですから色素沈着や色斑、乾燥湿疹皮剥け等、ネガティブな要素満載です。
よく「メイクは自己満足」と言いますよね。
じゃあ、メイクしないという選択肢を持ってもいいのではないかと。
私は私であって私以外の誰でもない。
私が私の内なる声を拾わないで誰が拾うというのでしょう。
「メイクで自信のある顔を作る」と「メイク道具を持ち出すストレス」を天秤にかけたときにどっちが勝るかと考えたら「ストレス」がかかるほうが後々ダメージが大きいというのを常々感じるのです。
メイクで肌のダメージも蓄積するし、私にとってのメイクは楽しいけれど負荷が大きい。
旅行の負荷に加えてその負荷を加えると、回復までは結構な時間を要するので、「メイクを楽しむ」というものを置いて旅行に出かけるようになりました。
別にメイクを楽しむのは日常のどこかで十分だし、わざわざ旅行中にストレス持ち歩かなくてもいいんじゃないかと。
メイクの事を考えなくてよくなって、ファンデーションとれちゃう、とか考えないので遠慮なく顔を掻けるしごしごしできるし(ダメなやつ)、写真を撮ることに集中できるので撮る写真の量も増えたし、メイクで占拠してた脳内RAMが解放され、旅の記録も残しやすくなり随分と旅行が楽しくなりました。
今年は出かけた先での写真が例年の倍ぐらいあり、「メイク」という拘束具がなくなって解放された心がどれぐらい自然の「美」を追いかけているのかを写真の枚数で体感しています。
というわけで、後半は帰省と言う名の旅行!
自然いっぱいの田舎から自然いっぱいの田舎への帰省という…。
回を重ねるごとに両親と過ごす時間も向こうが透けて見えるぐらいになり始めているのを感じます。
そんな中で元気で笑顔で暮らしているのを感じに田舎to田舎の旅に出かけてきます。
それでは、皆さまの毎日が愛と光にあふれた日々でありますように。