
今回ご紹介するのは文芸映画「太陽と月に背いて」
レオナルド・ディカプリオ主演の伝説の詩人の伝記映画です。
フランスの天才詩人アルチュール・ランボーをご存知でしょうか?
若くして異才を発揮して、自由奔放に駆け抜けて生きた人物でした。
映画の内容はをコピーから貼り付けますね。
” フランス文学史上、類まれなる才能を持った詩人アルチュール・ランボーと、
同じく詩人であったポール・ヴェルレーヌとの破滅的な愛と魂の交感を描き出す作品 ”
この映画には若き天才詩人の繊細で過激な感情と懊悩を、
まるで本物の詩人を見るかのようにリアルに感じれます。
才能にあふれ自信に満ちた若さゆえの傲慢さと、創造者の苦しみと嘆き。
禁じられた同性愛に溺れ、詩人同士そこで築かれる絆と創作意欲。
叙情的な音楽と映像の中、彼らが交わす言葉が胸に迫ります。
私が個人的に好きなのは、ランボーがヴェルネーヌに質問するシーンです。
ランボー「この世で恐いものは何か?」
ヴェルネーヌ「男のタマを無くす事だ、君は?」
ランボー「心の中を見つめられる事・・」
ここには奇才の本質が見え隠れします、繊細に震える心が分かるんです。
もう一つ好きなシーンは二人で部屋で酔いどれてランボーが語るところです。
「詩人になるには、すべての経験をする必要がある。
自分の経験だけでなく、他人の経験もだ。
僕は天才になる、未来を創り出す。」
そう言って酔ったヴェルネーヌを見つめ、自嘲と苦笑で鼻で笑うランボー。
そこには普通は過信とまで思う自分自身に恥じ、また確信に満ちた孤独で高貴な魂があります。
美しき若き天才詩人を演じきるランボー役レオナルド・ディカプリオは脅威です。
私は彼の演技で、これが一番好きですね。まさに本物の詩人の息吹を感じます。
エキセントリックでカリスマ性に溢れた人物を、ここまで自然に演じる彼に感服です。
知らない方も多い映画だと思いますが、とても知的な映画なのでオススメです。
美しさには深みが必要です、外見だけでなく内面も味わいをつけましょう・・




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