
◆アロマの力で、デコルテとワキの悩み対策!
涼しげなノースリーブや首まわりの開いたトップスは、蒸し暑い夏をオシャレに乗り切るためのマストアイテム。でも、急いで出かけて汗ばむとデコルテがベタついたり、電車でつり革につかまったときにワキのくすみが気になったりしませんか?
そこで、東京都練馬区のビューティー リゾート ワープ ディーバでエステティシャン&アロマセラピストとして活躍中の福島愛さんに、デコルテやワキを清潔に美しく整える方法を教えていただきました。

エステティシャン&アロマセラピスト歴10年の福島愛さん。デコルテやフェイスラインを整える「小顔筋アロマフェイシャル」も好評。Photo by Yuko Takami
◆デコルテや胸まわりの汗は、ニオイやすいという特徴が
蒸し暑い日は体全体に汗をかきやすくなりますが、女性がとくに不快に感じるのがデコルテや胸まわりの汗。汗をかいたままにしておくと、だんだん下着や洋服の中が蒸れてくるだけではなく、ニオイもこもって気になってしまうもの。
じつはデコルテや胸まわりでこもる汗には、ニオイやすいという性質があります。その原因となるのが、乳首のまわりにあるアポクリン腺。アポクリン腺から分泌される汗には、皮膚常在菌のエサになる皮脂などのたんぱく質が多く含まれ、その汗が雑菌によって分解されると、イヤなニオイやベタつきを引き起こすのです。

◆香り豊かなアロマスプレーで、気持ちもすっきり
「私も夏になると胸汗によるベタつきが気になるのですが、そんなときは消臭作用のあるスイートオレンジやグレープフルーツ、殺菌作用のあるティーツリーのアロマオイルを活用します。柑橘系の香りは爽やかなので、暑さでだるい時も気分がすっきりしますよ」(福島さん)

福島さんが愛用しているのが、手作りのアロマスプレー。冷蔵庫で冷やしておき、汗やベタつきが気になったときにシュッとひと吹きするだけ。小さなボトルに入れておけば、外出時に汗やベタつきが気になったときにも、手軽に気分転換ができます。
作り方はカンタン! 容器の中に無水エタノール(10ml)、エッセンシャルオイル(20滴)、精製水(90ml)の順に入れ、よく振って混ぜるだけで完成です。
◆汗や皮脂をしっかり吸着するパウダーで、さらっと快適!
デコルテや胸まわりのベタつきやニオイを防止する効果をさらに高めたいなら、「さらさらデオドラントパウダー」をプラスしてみて。
天然アルム石(焼ミョウバン)のチカラでニオイの元となる雑菌を寄せつけず、肌を引き締めながら汗やニオイを抑えます。
また、汗や皮脂を吸着する皮脂吸着パウダーも配合されているので、ベタつきも抑えてくれます。外出前にさっとつけるだけで、さらさら感が持続します。

「パウダーをつけた瞬間、スーッとした清涼感とゼラニウムの香りが広がりました。肌ざわりのよいパフで手軽につけられるのもいいですね。デコルテはもちろん、太ももの裏や腕の内側など、汗をかきやすい場所にも利用したいです」(福島さん)
◆ワキのくすみは、ムダ毛処理のダメージが大きな原因
ノースリーブを着るとワキを見られているのではないかと心配になってしまい、堂々と振る舞えないことも。2人に1人の女性がワキのくすみが気になるという調査結果もあるほど、悩みは深刻です(シービックによる調査)。
ワキがくすむ大きな原因のひとつが、ムダ毛処理のダメージによる色素沈着。特に避けたいのが毛抜きやテープなどによる脱毛です。

毛根から毛を抜くことで毛穴の奥に傷がつき、炎症を引き起こしてしまうことも。そして同じ部位に炎症を繰り返すと「炎症性色素沈着」が起こり、肌の一部がトーンダウンしてしまうのです。
◆手作りのスクラブで古い角質とワキのくすみをオフ
ワキのくすみのもうひとつの原因が、古い角質がたまること。
「肌にやさしいスクラブで古い角質を落とし、肌のターンオーバーを正常に整えるのも、ワキのくすみ対策に役立ちます」(福島さん)
福島さんは、スクラブも簡単に手作りするのだそう。カモミールジャーマンやカモミールローマンなどの肌のターンオーバーを促す働きがあるアロマオイル5滴と、塩30g、キャリアオイル(スイートアーモンドオイル)を適量混ぜれば出来上がり。

「週末など時間があるときに、スペシャルケアとして試してみて。スクラブをワキにつけて軽くこすったら、すぐに洗い流しましょう。敏感肌の人は塩の代わりに甜菜糖を使ったシュガースクラブがおすすめです」(福島さん)
◆コンシーラー機能で手軽にワキの肌をトーンアップ!
きちんとケアをしても、加齢とともに肌の回復力が低下してくることなどから、一度くすんでしまったワキをきれいにするのはなかなか難しいともいわれています。
そんなときは、さっと塗るだけでファンデーションやコンシーラーのようなメイキャップ効果で、くすみを瞬時に目立たなくする「ソフトストーンW “カラーコントロール”」が大活躍。
独自の研究で一番くすみが見えにくくなったグリーンカラーを採用。さらにパール剤を配合することで、肌をワントーン明るく、キレイに演出します。
もちろんデオドラント効果は「ソフトストーンW」と同様。天然アルム石(焼ミョウバン)のチカラで、朝つければ一日中汗やニオイを抑えます。

「ソフトストーンW”カラーコントロール”」を試し塗り。「淡いグリーン色がくすみや毛穴をカバーしてくれて、美肌に見せてくれますね。ぬり心地もさらっとしていて快適。スティック状でコンパクトなので、持ち運びにも便利そうです」(福島さん)
香り豊かなアロマオイルで肌を整えながら、デオナチュレの制汗デオドラントアイテムをプラスすれば、蒸し暑い夏も快適に過ごせそうです。


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