コスメの話は一切出てきませんので、コスメのお話を期待している方は完全スルーでお願いします。
「菊正宗」ってどのような会社かご存知でしょうか?
全く知らなくて化粧品を買って初めて名前を知った方もいらっしゃるかと思います。
知っている方も「菊正宗」と聞いて思い浮かべるのは
・日本酒を作っている会社
・お父さん(おじいちゃん)が飲んでいるお酒
ぐらいのイメージの方もいるかと思います。
何回かに分けて「菊正宗」がどんな会社なのかをご紹介して、みなさまに少しでも知っていただきたいと思います。
※何話まで続くかは分かりませんf(^_^;)
菊正宗は兵庫県神戸市に本社がある 創業360年の日本酒メーカーです。
360年前と言うと江戸時代、お侍さんがいた時代です。

あまり知られていない将軍ですが、とても平和な時代だったそうです。
場所は兵庫県神戸市東灘区。神戸市の一番東に位置しています。
近くには菊正宗だけではなくて、たくさんの酒蔵(さかぐら)があります。

※一般のお客様は中には入れません。道路沿いなので外観は見ることができます。
菊正宗がある神戸市東灘区とその周辺の地域には酒蔵がとても多く、そのエリアを「灘五郷」と言います。
その「灘五郷」で酒造りが盛んになったのは、周りの環境が影響しています。
このエリアの北側には六甲山があります。
その六甲山の恵みによって良質のお米やお水(日本酒の原料)が採れ、冬になると六甲山から冷たい風(六甲おろし)が吹きおろしてくるため、おいしいお酒をつくる条件が揃っていました。
※発酵でお酒ができるときに温度が上昇しすぎるのを抑えるため冷たい空気で冷やしていました。
自動車や電機製品など全くなく、人力や自然の力を頼りに酒造りをしていた時代はとても大変だったと思います。
そのような環境の中で菊正宗はずっと品質を第一として酒造りに励んできました。

まじめにこつこつと造り続けた結果が360年。
よく考えるとすごい時間ですね!
本当に『化粧品』の話が0(ゼロ)でしたね(;´Д`)
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
次回、第2話をお楽しみに。
※2020年11月22日に投稿したブログを復元したものとなります。