
電話が鳴る。
受話器ごしに囁くいやらしい声。
正確にはそう受け取る自分がいやらしく恥ずかしい。
体中這い回るような、響きの音。
お願いだから普通に喋って、といってみたものの。
意識して喋っているわけじゃないと言われる。
受話器を離したいのだけれど、体がゆうことを聞いてくれない。
視界に霧がかかり、触らずとも濡れてくるのがわかる。
またたびに酔うネコみたいだ。呼吸までおかしくなる。
受話器をおいたあと、
頭と体の両方を掻き回す声を思い出し幾度か悶絶。
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ヨーコ姉のファッション&メイク道
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