前に北陸新幹線の話でも、新幹線が開通することで在来線が切り離されて第三セクター化するという話をしたけど、長野でも、同じことがあったんや。
当時は長野新幹線、が開通して在来線の「信越本線」高崎ー新潟間の
1.横川ー軽井沢間が路線廃止。
2.軽井沢ー篠ノ井間が第三セクター化(しなの鉄道線)
さらに金沢まで延伸して
3.長野ー直江津間を第三セクター化(北しなの線、えちごトキめき鉄道)
4北陸本線直江津ー金沢間が第三セクター化(えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道)
そんな切り離された在来線のうち、長野県内の路線を引き受けているのが、「しなの鉄道」。日本ではじめて、新幹線開業によって切り離された在来線の運営を任された第三セクター鉄道会社。

ここも地方の第三セクター鉄道会社の例にもれず当初は経営が厳しく、累積赤字が資本金を上回り債務超過に陥ったこともある。その際は旅行会社「HIS」や航空会社「スカイマーク」から社長を迎えて経営を再建、5年ほど前には大河ドラマに先がけて真田一族ゆかりの地をアピールする観光列車「ろくもん」の運行を始めて、地道にがんばってる。
ただ、新しい車輌を導入するだけの余力はやはりないようで、当面は古い車輌を使い続けるみたいや。一方で、東京や大阪じゃ見ることが出来なくなった古い車輌にノスタルジーにも似た感情を誘われる、てのはあるかも。
懐かしの「湘南色」(カボチャ)や「スカ色」(紺色×クリーム色)も見れるしね。
これから帰るから、乗る機会は今回ないのが残念や。

黄色がしなの鉄道の路線。
でもなんで真田ゆかりの地をアピールしながらラインが赤じゃないのか謎なんやけど笑

コメント(0件)
※ログインすると、コメント投稿や編集ができます