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■新型コロナウィルスと向き合う心②ー不安を受け止めプラスに切り替える

■新型コロナウィルスと向き合う心②ー不安を受け止めプラスに切り替える

みなさま、こんにちは。所属メンタルトレーナーの森下です。新型コロナウイルスの影響により、不安な日々を過ごされている方がたくさんいらっしゃると思います。学校に行きたくても行けない子供たち。仕事がしたくても出来ないビジネスパーソンの方々。トレーニングが思うように出来なくなってしまった選手たち。いつまでこの状況が続くかわからないというのは大変な不安、ストレスかと思います。ですが、このような状況になってしまった以上は受け入れざるを得ません。メンタルトレーニングのスキルの1つに「プラス思考(ポジティブシンキング)」というものがあります。プラス思考とは、起こったものごとに対して前向きに、積極的に考え、行動していくことです。皆さんもご存知の通り、プラス思考とは対極の考えとしてマイナス思考というものがあります。マイナス思考は悪いもの、よくないものとして思われがちですが実はそれは間違いです。と言いますのも、マイナス思考のおかげで人は起こりうる障害に対して準備をして対策を取れるようになるからです。今回の新型コロナウイルスの件に関しても、いつまでこの状況が続くかわからずに不安になり、マイナス思考になってしまうこともあるかと思います。ですが、それは不安を感じマイナス思考になることで今の現状をなんとか改善出来ないかと考えている現れでもあるのです。しかし、ずっとマイナス思考でいるのはあまり良くはありませんから、マイナス思考からプラス思考へ切り替えていくことが重要です。マイナス思考からプラス思考へ切り替えるためのテクニックとして、「ポジティブリフレイミング」というものがあります。ネガティブな思考が出てきた時に、ポジティブに考えるとしたらどのような考え方ができるだろうかと考えるというものです。例えば、「暑い」という1つのものごとに対して・汗をかいてしまう・熱中症になるかも・日焼けしてしまうというようなネガティブな思考が出てきた時に、・アイスが美味しい・海で遊べる・洗濯物がすぐ乾くというポジティブな考え方も出来るなと気持ちを切り替えるトレーニングです。最初はパッとポジティブな思考が出てこなくても、このようなトレーニングを続けているうちに自然とポジティブな思考が出てくるようになってきます。今回の新型コロナウイルスの影響はどうしてもネガティブに考えてしまいます。ですが、この状況をプラスに考えるならば・新しい働き方を試せた(テレワークなど)・家族の時間が増えた・練習が出来ないならメンタルトレーニングの時間を増やそう・この状況だからこその新しいサービスを開拓しようというような考え方も出来なくはないはずです。まさに「ピンチはチャンス」という発想です。もうすでに起きてしまっている現状は誰にも変えることは出来ません。変えることが出来るのは自分の思考と行動だけです。嘆いていても状況が変わらないのであれば、道を切り拓いていくのは自分しかありません。まずは不安な気持ちをしっかりと受け止めて、少しだけ一歩前に、プラスに考えるとしたらどのような考え方が出来るのか考えてみてください。前向きに捉え、今できることを最大限取り組んでいきましょう。

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*小高千枝メンタルヘルスケア&マネジメントサロン*
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