
私はアイブロウが非常に苦手。
昔、教えてもらった人は私のオデコの骨格が左右違うから難しい難しいって。
30分もかかるアイブロウを教えてくれて。
どこの誰がアイブロウに毎日毎日30分もかけるんやーー。
しかも、「もう少し剃ってもいいかしら?」って、かなり剃りまくって、もはや私の眉はどこに?状態。
(某教室の講師だったんだけど、今考えるとマニュアル通りの形でないといけないと考える凡人下手くそだったのだと思われ。メイクのお仕事に従事する感性を持たないアーティストではない講師だったか。)
私はこれがトラウマになって、もう教えてもらう気もなく、どうでもエエわと、ただ揃えて、ジェルパウダーでサラッと整えるだけになっちゃった。
まぁ、なんてことはない、
特に眉山が必要な眉じゃないし、ストレート?
とにかく主張なく存在している眉のままでした。
抜かなかったから、メイクを落としても眉はちゃんとあって、だから素顔もメイク顔と激しく大きな差がない。
私はとりあえず、アイラインとマスカラさえしっかり使っていたら、超メイク好きに見られ、一応、それだけできちんとして見えるタイプ。
まじ、寝坊したらアイブロウやら口紅やらベースなんか手抜きでも、アイラインとマスカラだけでツラーっと早起きしたふりして会議に出席できるし、手抜きは誰もたいして気付かない顔。
だから。
だからこんなイイ年してもアイブロウができていなかった。
でも垢抜けないのは知っていた。
まぁ、眉なんて多少、垢抜けない、つまりヌケになって老けないという利点はあるけどね。
年齢より、あるいは年齢なりに老けてみられる人って、たいてい眉が人工的、作為的、しかもギンギンに怖い。
で、この前。
ちゃうやん、私、ビューティーのプロの友人が何人もいるんやん、
信じられない、なんで教えてもらわんかった?
いや、それがために付き合ってなんかないもん、人間と人間で付き合ってるから、会っていても話題がそんな方向に行かないんだな。
たまたましゃべくりながら、眉を直そう、と言われ
「毎朝時間かかるのはいやだ。剃ると失敗するねん。」
すると、
「時間かからない、1~2分。剃らない。あるままを利用するのがメイク!」
と、アイブロウペンシルで私の眉をコリコリ描き、綿棒でサラサラとボカし、
すぐに
「美人になった!」
鏡を見ると、まじ、本当!
触ったのは眉だけなのに、何故か顔自体に陰影がついてるし。
すごい。
「眉頭の下」がキーマンです。
ここ、鼻筋と繋がっているから、ここを少し眉より下アウトに眉っぽく色付けるだけで、鼻筋に繋がったような錯覚が起こり、ナチュラルな影ができる。
技のキーマンはボカし。
綿棒で緩くなぞる。
描いて描きすぎたら綿棒で消去すりゃいいだけ。
失敗オッケー、超気楽。
これだけでまるで自分の眉がそもそもカッコイイみたいに。
眉山と眉尻は淡く軽く。
「描いた感ゼロ」。
持って生まれたみたいな眉。
大事なのは
「しっかり描きすぎないこと」。
マッタリでいい。
カツカツ描いた眉はとにかく老けるから。
さっきも少し書いたけど、そう言えば、今まで会ったことがあったり、写真で見た人で、綺麗だの不細工だのじゃなくて、年齢を聞いて驚くほどに老けていてヴっと引いちゃった人は、みんな眉頭を吊り上げたメイクの人ばかり。
それは若い時にはカッコイイけど、ある程度の年齢からは避けた方がいいかも。
若い時はふっくらした頬やタルミのない目尻が若さを彩るから耐えられるだけね。
だから、おばちゃん眉は「マッタリ描いてしっかり垢抜けさせる」、がテーマ。
にしても、えー!です。
もてもとの不細工な眉を剃ったりで整えもせず、
時間はまじで1~2分しかかからないのに、こんだけ変わる??って驚き。
しかも大事なのは、「あるがままを利用する」って点。
長所はあるがまま、短所だって個性なのだから抹消しなくていい。
利用してスッキリさせる。
ちなみにその日に持ち歩いていて使ったアイブロウペンシルは、
写真上の下「メイベリンオートナチュラルブロウライナー」。
色は一番淡い「03ライトブラウン」。
色について、
「髪を明るくしたから淡い色を買ったんだけど。」というと、髪の色と眉の色の相性なんてどーでもいいらしいです。
色についてのキーマンは、濃い眉色は、老・け・る!
確かにそうかも。
で、ブロウペンなんて、細いのなんだの、削り式だの繰り出し式だの、大袈裟にいうと、なんでもいいみたい。
で、イイ気になって使っていたら、メイベリンのが折れた。
で、昨日、バラドラでなんでもイイやと色だけで見つけたのが写真上の上の「サナ エクセル パウダー&ペンシル アイブロウEX」。
色は「PD02キャラメルブラウン」。
持って帰って開けたら、中間にパウダーチップまで付いていて、ほう!
写真下。
これ、眉頭ボカしにめっちゃ便利だからめっけもん。
40~50代の皆様、
「眉頭下にマッタリボカシ眉をプラス、眉頑張らず、色淡く」です。
頑張り過ぎずに頑張ってヌケを作り、肩肘張らない暑苦しくないおばさんでいましょー。

コメント(0件)
※ログインすると、コメント投稿や編集ができます