
天気のいい昼下がり。
掃除を終えて、楽しむ午後のお茶。
クコの実アイスティー。
本来なら、クコの実に、熱いお湯を注いで作るのが良いようですが、
暑いし、味気ないような気がするので、
オルビスの「陳香プーアール茶」を冷やしたものに、
表面を洗ったクコの実を浮かべてみました。
クコの実は、杏仁豆腐の彩りなどに使われていることも多いけど、
メインになり得ない食材。
しかし、とても優秀な漢方薬でもあります。
古典薬学書『神農本草経』では、
漢方薬を3つの種類に分けています。
【上品】養命を目的とし、毒性のないもの。長期服用可。
【中品】滋養強壮を目的とする。上品よりも作用が強い。毒にも薬にも。
【下品】即効性のある治療薬。有毒なので長期服用不可。
クコの実は、ここでいう「上品」に当たり、
毎日適量摂取することで、健康なからだを作ります。
体質改善や不老長寿の作用もあるそうです。
私のイチオシ、ヨクイニン(ハトムギ)も上品のひとつ。
上品は、胡麻や山芋など、普段から食卓に上る食材が多いですね。
クコの実は、他のフルーツに比べて、
美味しいとは言いかねます。
乾燥したものは食べにくく、苦みを感じやすい。
水気を含んだものの方が、甘酸っぱくて食べやすいかもしれません。
そういう意味では、きちんと水で戻したものをアイスティーに入れるか、
熱いお湯を注ぐ方が、美味しくいただけると思います。
水で戻したものを、甘いシロップなどに入れてもいいですね。
先日、カルディでナツメ(こちらも上品の一種)の砂糖漬けを購入したので、
美味しく食べる方法はないかと考え中です。
ナツメも、韓国などではナツメ茶として楽しんでいるようなので、
いろいろ試してみたい。
上手に取り入れて、健康になればいいなと思います。
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