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ゆらいを、訪ねて9

ゆらいを、訪ねて9

裏側の出口を出ると、大きい川が。大川ていうその名の通りの川(笑)で、
すぐ下流で堂島川と土佐堀川に分岐するんや。

駅前の交差点。高架は谷町筋、つまり下には地下鉄谷町線。

交差点を渡ると大きなビルがある。商業施設とオフィスが入るOMMビル。


さて、どっちに進路を取ろうか。
とりあえず、谷町筋を南へ下る方向へと進んで、地下鉄の入口がある角でぷいっと左に向くと、

見えた。大阪城や。でも秀吉とかいうボス猿(何)に呼びつけられたわけやないから、そのまま堀に沿って歩き続けるで。


おや、歩道橋。反対側に歩道がないからそちら側に渡るためのやつか。
この歩道橋からちらっと見えるのが
なにやらレンガ造りの建物。ここには大規模な軍事工場があったところなんや。
ピンクの部分が工場のあった敷地で、大阪城には司令部が置かれてたそうや。
あの建物も歴史的資料として価値ありそうなんやけど、草木生い茂っててさながら廃墟のようになってる、過去の遺産として埋もれさせるのはちょっともったいないように思える。


歩道橋を上りきって下を見る。川の名前は寝屋川、この先すぐ天満橋の駅で見た大川に合流する。で、ここに架かってる橋が

京橋なんや。
大坂から京都へ向かう「京街道」の起点となった橋ということでその名がついた。
東京にも京橋てあるけど、これは東海道五十三次で、起点の日本橋からスタートして最初に渡る橋から呼ばれたという。東西の京橋、実はネーミングセンスが割と近いんや笑
ただ発音は全然違う。
大阪は「"きょ!"ぉばし↓」(何)
東京は「きょーばし(棒)」(何)


歩道橋からはさっき降りた京阪の天満橋も見える。ここで地上に出てくるんや。


このまま東へ歩いていく、大阪城の外郭にはこれまた高いビルが立ってるけど、大阪ビジネスパーク、通称OBPと呼ばれてる地域で、中之島近辺よりも新しいオフィス街。


おっ、あの電車が見えてきたらもう近く。

京橋。天満橋で降りへんかったら1駅で行けてたのに笑
ここからJRで帰るとするか。



さて。
いっぱい「橋」「川」が出てきたけど、大阪という街の歴史、「天下の台所」として商業で栄えたのは、水運が背景にあったということを知ってほしいと思ったからなんや。当時の繁栄を、姿を少し変えながらも伝えてくれてることを。

大阪は「商都」であると同時に「水都」である。

もっともそれは、ちゃんと琵琶湖から水を流してくれてる滋賀県民のおかげでもあるんやけどね(何:止める権限を持ってるのはじつは国と京都)

「東洋のベニス」てよく言うけど、大阪こそふさわしいと思ってるんや。洋の東西離れてても、大阪とイタリア、同じラテンの血が流れてるんやからね笑



ところできょう使ったこの1日乗車券、¥600やけど、
……
乗車した区間振り返ってみると、
天王寺→四ツ橋 ¥230
なんば→本町  ¥180
本町→淀屋橋  ¥180

……
実は元取れてへんねん笑
バスも乗れてたのになぁ、もったいない、たった¥10の話なんやけど、ご徒労さまやな(何)




ほな、今回はここまで。
ご乗車ありがとうございましたやで。













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