保湿成分の分類
2021/11/30 18:03
◯水溶性成分→水に溶けやすい
《水分を吸収するタイプ》
グリセリン、アミノ酸、BG、尿素、ヘパリン類似物質 など
→ヒューメクタント
表皮の角質層にある天然保湿因子(NMF)によく似た働きをする。
《水分を抱え込むタイプ》
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカン 等
→水分を保持する力が高い
◯油溶性成分→油に溶けやすい
《水分を挟み込むタイプ》
セラミド、コレステロール、スフィンゴ脂質、レシチン
→水にも馴染みやすい親水基を持っている。最も高い保水力がある。
《水分の蒸発を防ぐタイプ》
・植物油 オリーブオイル、シアバター、アルガンオイル、(スクワラン) など
・動物油 スクワラン、馬油、ラノリン など
・鉱物油 ワセリン、ミネラルオイル など
→水分そのものを保持する力は無く、蒸発させない事で保湿力を発揮。汗と皮脂で出来る皮脂膜に近い働きをする。
【考察】
・自分にどのタイプの保湿成分が合ってあるのか知る必要がある。
・マラセチアアレルギー因子を持つ人の場合、皮脂に近い油溶性成分の《水分の蒸発を防ぐタイプ》はマラセチアの餌となり、アレルゲンとなる酵素が排出される為避けた方が無難である。
・コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンは真皮に存在する成分であり、化粧品による湿布のみでは角質層までの浸透となり、保湿成分としてのみの働きになる。
・アミノ酸、尿素、セラミドは人が角質層内に持つ成分の為、角質層において元々あるものと同じ働きが出来る可能性が高い。
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