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お金とスキンケア(9)一年間の費用:ファンデーション編

お金とスキンケア(9)一年間の費用:ファンデーション編

スキンケアコスメと費用を見直し中です。
カテゴリー別に年間費用をざっくり計算していきます。

今回はファンデーション編です。

これがスキンケアの最終カテゴリーになります。

ここでの「スキンケアコスメとは」ですが。
私の定義は「肌コンディションの維持または改善を目的として使うコスメ」です。
そしてファンデーションはスキンケアとメイク、両方の目的で使っています。

先日クレドポーボーテで、私の憧れだったル・フォンドゥタンnを手に入れました。

ずっと気になっていたけれど、購入するまでに長い期間がかかりました。
値段もさることながら、肌のコンプレックスゆえに手が出なかったからです。

ル・フォンドゥタンに興味を持ったきっかけは、数年前にネットで見かけた「ル・フォンドゥタンはファンデというより美容液」というフレーズです。「美容パックを貼り付けているようなもの」「クレンジングした後の肌が輝いている」「リフトアップ効果まである!」etc…

当時、四十路を越えてスキンケアに目覚め、素肌改善にのめり込んでいた私に突き刺さりまくるキャッチフレーズの数々。「メイクしながらスキンケアできるの?凄い!」と俄然興味が沸きました。普段ファンデーションを使わないくせに、何故かもの凄く気になりました。

そして好奇心のまま店頭へ赴き試してみました。
その夜、クレンジング後のお肌はもっちもち。期待を裏切らないスキンケア効果でした。
めっちゃ欲しい!と購買意欲は上昇しまくったのですが。
しかし当時は購入しませんでした。

なぜなら、このファンデーションではニキビが全然カバーできなかったから。全くといっていい程ニキビの赤みが補正できませんでした。しかも艶肌系なので、ニキビが余計に脂ぎって見える気がしました。

これを使いたい!という欲求と同時に、「ああ、私みたいなニキビ肌には使いこなせない代物かぁ」と苦手意識というか引け目というか、そんなものも感じてしまい、価格の高さもあって購入には踏み切れませんでした。

しかし、スキンケアを続けているうちに、ありがたい事にニキビと安定的におさらばできるようになりました。それとフォンドゥタンがリニューアルされて艶感がやや控えめになったことも、私の背中を押しました。そして満を持して購入に至ったわけです。
(右から順番に)
一昨年にサトウBBクリームモイスチュアリッチ、昨年にタンフリュイドエクラ・ナチュレル、今年はル・フォンドゥタンnを購入しました。だいたい1年で1つファンデを購入しています。

1.サトウBBクリームモイスチュアリッチ@サトウ(4,620円)
こちらはまだちょっと残っていますが、ぼちぼち2年たつので処分します。他にファンデが2個あるため当面リピートする予定はありません。
とても優秀なBBクリームです。ケースの見た目はまるでハンドクリームのように素朴ですが、中身は5,000~6,000円台のデパコスファンデと同等に高機能です。私の最推しのBBクリームです。

2.タンフリュイドエクラ・ナチュレル@クレドポーボーテ(14,300円)
使用後のお肌が元気です。薄付きで綺麗な肌が作れます。個人的な重要ポイント、毛穴をぼかす&毛穴落ちが目立たない、という点でも優秀です。ル・フォンドゥタンnに比べればカバー力もあります。まだ6割以上残っているので、これだけであと1年分以上ありそうです(満タンに見えるのは、ビンを振った直後だからです)。

3.ル・フォンドゥタンn@クレドポーボーテ(33,000円)
(カバー力が低いことと表裏一体ですが)手で雑に塗ってもムラにならずに自然に仕上がります。カバー力はほとんど期待できませんが、透明感を高めて素肌を綺麗に見せてくれます。夜クレンジングした後の肌がもっちもちです。まさに美容液ファンデです。

ちなみに私はファンデーションが好きですが、使用頻度は高くありません。

日常のケアとして必須とまでは感じていません。そしてメイクとしても、好きだけど毎日したいとは思いません。ファンデーションそのものに対する憧れや執着は、たぶん人一倍あります。なんなら洗面台に置かれたそれを眺めているだけでも幸せです。ですが、使うとなるとちょっと違っていたりします。
そのため出勤あるなしに関わらず、ファンデを使う日は週に3日もありません。普段はUVカットクリーム+皮脂対策アイテム、だけで済ますことの方が多いです。

そのため、ファンデの購入ペースは1年に1個で間に合います。モノによっては2年くらい持ちます(品質保持的にそれはどうなのか)。それでも使いきれずに処分に至ることも多いです。
個人的には、限定ハーフサイズとか出してくれないかなと切に願っています。

そして話は冒頭に戻ります。
今年は念願のフォンドュタンnを購入しました。キラキラと輝くガラスのケースは眺めているだけでもテンションが上がります(余談ですが、リキッドやクリームのファンデの容器は、重たくてもガラス推しです。質感がたまらなく好き)

そして実際に使ってみて予想外に良かった点は、「適当に塗ってOK」ということです。

私のファンデ使用頻度が低い理由のひとつは技術のなさです。いまだに苦手意識があります。けれどフォンドゥタンはめちゃくちゃ適当に塗れる。それでも綺麗。過剰な量を使うことさえしなければ大丈夫。
なんならスキンケア直後にこちらを塗って、その上からUVカットクリームを塗ることすらできます。ファンデというより、光学迷彩的な美容クリームです。

思い切って買って良かったと、本当に満足しています。

しかし問題は価格。こちらは33,000円。

毎年1回の購入。つまり単純に考えて、今年のファンデーション年間費用は33,000円。
ファンデーションに関しては、人生最高値の年間費用です。

そして、これまでに見直してきた合計金額(クレンジングからUVカット下地までの合計額)は、既にカツカツです。つまりファンデーションでトドメを刺すのは明らかです。

ではどうするか。

次の購入はフォンドゥタンとタンフリュイドエクラがなくなってからにします。(そんなん当たり前でしょ、と突っ込まれそうな決意表明ですね)

今までファンデに関しては「まだ残っていても毎年1回なら買ってOK」というご褒美枠な買い方をしていました。それはやめます。リキッドやクリームは使い切れなかったら2年が限度というマイルールを設定しているので、消費が進まなかったとしても、2年経つまでは次を購入しないでおきます。

そして次回また新しいファンデーションの購入を検討するときは、過去1年間にかかったスキンケアコスメを計算することにします。

今回は予測や想像でアイテムを選抜して計算していますが、次に計算する時は、スキンケアコスメの購入にかかった代金そのまま丸一年分を合計します。そして、その合計金額と設定金額25万円との差額分を、ファンデーション代にあてることにします。

逆に金額がまたオーバーしてしまったら、しばらく(半年くらい)はノーファンデで過ごしてみるのもアリかなとも思っています。今までもほとんどノーファンデで過ごしてきました。なので、いざという時のためにコンシーラーがあれば、案外困らないんじゃないかと思います。

うん、それでいいかな、と今は感じています。

こんなことを書くと「なんでそんなあっさり切り替えられるの?」と思われるかもしれませんが。

それはフォンドゥタンを購入したことで、ファンデに関連した目標が一段落したからです。
(ファンデそのものに対するフェティシズム的な執着は消えないでしょうが)

カバー力の低いフォンドゥタンが使える人、イコール、ニキビのない安定した肌の持ち主、という憧れが私のなかにあって、それをクリアできたこと自体が嬉しくて満足したところがあります。その点については、これまでのスキンケアコスメ達にいくら感謝してもし足りない。フォンドゥタンは私にとって、目標達成の記念賞です。

そして執着してきたファンデーションと同じくらい、自分の肌そのものが好きなれたことも影響していると思います。
それぐらい肌が綺麗になった。というよりも、ケアしているうちに肌への愛着がどんどん増して、色々ひっくるめて自分の肌が可愛い(?)と思えるようになれたという感じです。今までとはちょっと違う意味で「スッピン肌でも良いかな」と思えるようになりました。

そういう節目を迎えられたので、これを機会にファンデーションとの付き合い方は見直してみようと考えています。

けれどまずはその前に、念願だったフォンドゥタンをめいっぱい楽しみたいです。
タンフリュイドエクラとフォンドゥタンを使い分けるのも夢でした。

フォンドゥタンは簡単に塗れるからもっと気軽に普段使いして、これから存分に、メイク中のツヤ肌&クレンジング後のもちもち肌を堪能します。そしてお出かけ用にしっかり肌を作りたいときは、タンフリュイドエクラで端正な肌を目指そうと思います。

そうして使い続けているうちに、「やっぱりこのファンデ好き!どうしても使い続けたい!」と望むようになったら、その時はまたコスメ全体を見直してやり繰りしようと思います。

これで以上です。

今回もお読みいただきありがとうございました。

次回は【1年間の費用】の最終回、まとめと感想です。最後もお付き合いいただけたら嬉しいです。

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