特に私の場合は、乾燥やくすみ、小じわが気になりはじめて、肌がゆらぎやすくなったせいか、刺激の強い日焼け止めだと赤みが出たり、毛穴が詰まりやすくなったりしてしまうことも。だから最近は、UVカット力だけでなく「肌へのやさしさ」や「仕上がりの美しさ」にも目を向けるようになりました。
日焼け止めを選ぶとき、まず真っ先にチェックするのはSPFとPAの数値。SPF50+/PA++++があれば最強!って思いがちだけど、実はそれ、強い分だけ肌に負担がかかることもあると聞いてちょっと反省しました。日常使いならSPF30前後、PA++くらいでも充分な日もあると知ってからは、「用途に合わせて使い分ける」ことを意識しています。近所への買い物や在宅の日と、レジャーや旅行の日では、使い分けるのが肌の負担を減らすコツなんですね。

あとは、「石けんで落とせるかどうか」も大事なチェックポイント。クレンジングで毎日ごしごし落とすのは、乾燥肌の私にはつらい…。だから、最近は「ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)」や「肌にやさしいUVカット」などの表示を探すようになりました。実際、肌にやさしい日焼け止めは“守ってくれてる感覚”が違うし、日中も肌がラクなんです。
そして最近大事にしてるのが、“日焼け止めのテクスチャーと仕上がり感”。白浮きするタイプや、乾燥してパリパリするものは、どんなに数値が良くても気分が下がる…。私はツヤっぽく仕上がるタイプが好きなので、ツヤ感・トーンアップ効果・下地としての使いやすさなど、肌がきれいに見えるかどうかも選ぶポイントにしています。
最後に、成分表示とブランドのこだわり。ナイアシンアミドやビタミンC誘導体など、プラスαの美容成分が入っているものは、日焼け止めなのにスキンケア効果まで期待できて嬉しい。年齢を重ねるにつれて、「どう肌を守るか」だけでなく、「どう肌を育てるか」まで考えたくなったのかもしれません。
30代は、紫外線のダメージがじわじわ肌に蓄積されていく年代。だからこそ、日焼け止めは“数値”より“肌との相性と継続性”を見極めることが、未来の自分の肌のためになると思っています。今の肌を守りながら、未来のシミやくすみに怯えないために、毎日のUVケアこそ一番のエイジングケアなんだと感じています。
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