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見返らない明治の浴衣美人

見返らない明治の浴衣美人

※新しくテーマが出来たので過去記事をこちらへ移動しました。



『ザンギリ頭を叩いてみれば文明開化の音がする』と言われた明治時代。

西洋文明が日本へもたらした影響は大きなものがありました。


食文化も大きく変わり、これまでの野菜中心から肉食へ。
牛鍋というものが流行り、牛肉を食べるようになりました。
また、主食も米からパンも食べるようになったのも大きな変化といえるでしょう。


今では当たり前となっているあんぱんですが、これは明治時代に作られたものです。
西洋のパンと日本の餡のコラボです。
茨城県の元士族が考案し、明治7年に銀座で売り出したことから始まります。

明治維新で職を失った武士が生活のためにパン屋を始めたものです。
翌年、花見の席で元幕臣の山岡鉄舟が明治天皇へこのあんぱんを献上した際に、明治天皇はこのあんぱんをとてもお気に召され、以後、皇室ご用達となったのが、現在の銀座にある木村屋總本店です。

この時、あんぱんが開発されてなかったら、現代においてアンパンマンは誕生しなかったわけですね。

そんな文明開化華やかなりし頃の明治時代の建物を全国から集めて移築、展示してるのが、愛知県犬山市にある博物館明治村。
私が大好きな場所でもあります。

夏には「宵の明治村」と称して、夜のライトアップや花火、JAZZコンサートが開催されます。
このイベントが開催されるようになってから、ほぼ毎年訪れています。
今年も8月の半ばに行って、明治の夜を楽しんできました。

女性は浴衣を着て行くと入村料が無料になるんです。(通常大人1600円です)
浴衣の男性は200円割引してもらえます。
女性はほとんど浴衣姿なので、村じゅう浴衣の女性でいっぱい。
浴衣にカンカン帽を被ったお洒落な若者も居たりして、ほんとに明治時代にタイムトラベルした気分になれます。




明治村は、今年開村50周年を迎えました。
ここではNHKの朝ドラ「ごちそうさん」「花子とアン」、「坂の上の雲」
などをはじめたくさんのドラマのロケ地となっています。
                            (2015.2.16追記)
                 





トップ写真:夏のかき氷フェアで食べた「特選抹茶氷」抹茶とバニラアイスとあんこ入り
写真2:京都市電のりばにて市電を待つおっさん(桃桜子)
写真3:油問屋東松家住宅の縁側にて夕涼み中のおっさん。見返りません。
写真4:夏のかき氷フェア「フルーツ白くま」オレンジシロップとバニラアイス
写真5:フルーツ白くまを食べた汐留バー。
写真6:工部省品川硝子製造所が汐留バーとなっています
写真7:三重県庁舎
写真8・9:花火。うまく撮れませんでした
写真10:聖ザビエル天主堂。ステンドグラスの光が美しい。一番好きな場所です。
写真11:聖ザビエル天主堂のステンドグラス











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