
読書の秋、というわけではありませんが、本の紹介です。
@BEAUTISTで設けられている美容テーマを見ていると、
多岐にわたっているのが分かります。
コスメ、ファッション、癒しのペットたち……
美にはいろんなアプローチ方法があるんだな~と思います。
その中でも「ビューティフード」。
投稿件数を見ても、なかなか人気のあるジャンルです。
やはり、美味しくて美容にいい食べ物って気になりますよね。
しっかり食べて、健康になる。
それが美につながっていくと思います。
というわけで、今回ご紹介する『東方栄養新書』。
タイトルだけで、小難しい印象を抱いてしまいますが、
とても分かりやすい本です。
ひとことで言うなら「食材の百科事典」。
日常よく使う200品目(野菜・果物・魚・肉・調味料・嗜好品など)について、
丁寧な解説が載っています。
例えば、ナス。
ポリフェノールやビタミンP(ルチン)が多く、
暑熱を冷やし、夏バテ解消になる野菜。
こういう情報はたぶん良く目にすると思います。
しかし、この本はそれにとどまらず、
体質との相性を詳しく書いてあります。
ナスは冷やす性質が強い野菜なので、
熱っぽくてのぼせやすい人には適しているけど、
胃腸の弱い人や冷え性の人には良くない。
老人も控えめにした方がいいとか。
(ショウガを加えると寒性が弱まるので良いそうです。
麻婆茄子とかも)
この本は体質別の食生活を説く実用書、とのこと。
東洋医学のことも少し載っていて、
自分がどの体質なのかが分かるようになっています。
どんなに体にいいとされる食品でも、
自分の体質に合わなければ、
良くないのですね。
あの人には合っているけど、
私には合わない。
そういうことを理解して、摂取すると
より効果的に美に近づくかも。
ちょっとしたレシピも載っているし、
こぼれ話的なコラムもあり、
見ていて飽きません。
いろんな病気別に
食べると良いもの、食べてはいけないものの
分類があったり、民間療法も載っています。
非常に盛りだくさんの内容で
定価2,000円+税。
一瞬、高価だな~と思ってしまいますが、
この内容でかなりお買い得。
健康オタクだったら、間違いなく買いの一冊。
興味のある方は、Amazonにレビューもありますよ。

冴原みずきさん
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