
Fashion NOT in fashion.
2012/10/14 02:46
テレビでは美容の番組をたくさんやっているし、電車の中づりには雑誌の広告が下がっている。そして街にはたくさん女性達が闊歩している。
でも、あまり違いはない。番組の取り上げることは同じような内容だし、中づりはこぞって「モテ」や「カワイイ」という言葉を見出しにする。女性達は皆同じ人に見える。
私にとってファッションとは個性その物だ。「私」というひとりの女性を外見に体現する、その一種の手段である。まず基本的ファッションスタンスがあり(ベーシックポジション、素のイメージ。)、その日によって自分の多面的な内面の一面をのぞかせる。
つまり、自分自身をまずよく知る事から始まって、それを踏まえて女優のようにその内面を表現する、といった感じだ。だから、世間の女性の好みの傾向がどうであれ赤いリップスティックをつける頻度はどうしても高くなるし、高いヒールも外せない。
だから、どうしても世の中の「流行」を追うばかりのファッションには疑問を感じてしまう。
ナチュラルメイクが流行の中心なのがしばらく日本では続いているけれど、そうなるとみんなが口元には色がなくまつ毛に力が入る。洋服もそう。
確かに旬の物を多少取り入れるのもフレッシュでいいかもしれない。でも、みんながまるまるそのままを取り入れて同じような外見になる必要があるのか。
それは経済を考えても世の中全体が安く流行を取り入れてすぐ買いかえる、というとてももったいないサイクルに入っているんじゃないか、そういった考え方は人間性をますます薄くするのではないか、と思うのです。
英語でファッションというと日本語で使う洋服やらもろもろのことだけでなく、流行の事も指します。世の中の女性が自分自身をきちんと認め、自分を大切に出来ますように。流行でないファッションを身にまとった色とりどり、それぞれの美しさが街に溢れますように。
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