
味も匂いも変わらない。だのに、
この透明な水の中に
この透明な空気の中に
私たちの新しい細胞をつくるときに問題を起こす
微粒子がわずかずつ含まれているんですって。
海があの人をさらって行っただけでも
もうどうしていいかわからなくなっているというのに。
あの日を境に、わたしは何を食べたらいいのか
わからなくなってしまいました。
友達はみんな、私はきっと長生きするって、笑ったものです。
けれど、これから先、どうなるのかな。
かんがえても、かんがえても、答えはでません。
もう、そしたらこれまで通りでいくしかないわ!
心を蝶のように軽やかにしましょ。
今日を生きていることに感謝して、
それでもおいしいお水を毎日飲み、
それでもおいしい空気を胸いっぱい吸い込み、
カラフルなお野菜をモリモリ食べて力を借りて…
私の見る世界を、
この汚染されたという街もみんな
私の見たい色に
染めながら行こうと決めました。
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