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女子力と、ニセさっぱり系女子

女子力と、ニセさっぱり系女子

「女子力」なるものが注目されるようになって久しいですね。
自分にとって最も身近な「女子力の高い人」は、職場の後輩です。

日に何度も髪型を変える。
お昼はランチトート持って外出。
寒い日は、鮮やかな色のストールを羽織ったままお仕事。
シーズンごとにディズニーランドへ行き、会社にもお土産を買ってくる。
趣味はあまりないけど、英会話の本を鞄からのぞかせている。
机の上にリフレッシュミスト、ボディーローション、アロマオイルまで置いちゃう。

ついつい「女子力高いよね~」と声をかけてしまうのですが、「そんなことないですよぅ~」と謙遜(?)する彼女。

先日、わたしの結婚祝いにたくさんの生活雑貨をプレゼントしてくれたのですが、そのいずれもが赤やピンク、ハートやお花のモチーフで、帰宅してダンナの前にどざっとあけたところ、「じょ、女子力のシャワーだ!」とのけぞっておりました(笑)。

しかし、単に「女子っぽい行動をとる人」=「女子力が高い人」ではないなあとつくづく思うのです。
前者は、過剰だと疎まれてしまう。スイートでラブリーで、だけど何だか不自然でむずかゆい。。。
「力」というからには、上辺を飾るだけでなく、真の女らしさをか垣間見せる人のことを示してほしいものです。

後輩の女っぷりがますます上がったとき、今度こそ心をこめて「女子力、高いね!」と言ってやりたいと思います。

ちなみに、自分のことを「さっぱりした性格」「男っぽい」「オヤジっぽい」等と形容してやたら「さばけた女」感を演出する人が、わたしは苦手です。

「わたしってさっぱりしてるから、嫌なこともすぐに忘れちゃう」「わたしって中身はオヤジだからさ~ 男の子より可愛い女の子をついつい見ちゃうハァハァ」などとやたら言う人は、ものすごく自己愛が強くセルフイメージにこだわっている人がほとんど。
少なくともわたしの周りはそうです。言葉どおりに受けとめて接していると、物凄く疲れます。全然さっぱりしてない!(泣)
女子っぽさを敬遠しすぎて、一回りして逆に思春期の女子みたいにねじれた自己表現ばかりになってしまっていることに気づいていない。

本当にさっぱりした人は、自己の客観的イメージを植えつけようとアピールなぞしないものです。

女子は女子、無理にそれ以上やそれ以下であろうとする必要はないと思う今日この頃でした。

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コメント(2件)

  • キトキトさん、コメント及び記事へのリンクありがとうございました!読み返すとこの記事の力点はニセさっぱり系女子の方にあった気がするので、言及していただけて嬉しいです。キトキトさんの記事も拝読し、細やかな観点にうならされました。唐揚げレモン問題は永遠の命題ですね(笑)。

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    2013/3/23 19:18

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  • コメントありがとうございます。さばさばしている人って、自分がそうであるというアピールなんかせずに、他人に気が遣える人ですよね。
    自分はディズニー映画自体は大好きなのですが、キャラクターグッズをたくさん身につけている子を見ると、「女子っぽい」と「子どもっぽい」の境目が危ういなあとはらはらしたりします。

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    2012/11/5 11:12

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