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博士の愛した数式 小川洋子  79冊目☆

博士の愛した数式 小川洋子  79冊目☆

博士の愛した数式 (新潮文庫)

小川洋子

新潮社
発売日:2005-11-26

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今年 100冊本を読もうって 年始にきめたんだけど



気づけば もう 11月・・・はははは



けど きづけば これで 79冊目・・・ずいぶん読んだよな~あたし



100冊間に合うか微妙だけど マイペースで よんでいっちゃおう・・はははは






自分には 甘い・・・性格です



わたし こちらをBSの映画で みたんだよね・・・
なんとなく みたんだけど はまっちゃって・・・
わたしは 数学が すごく 学生のころ苦手で ほんとうに苦労したんだけど
この映画を みて 一気に 数学が すごく 素敵な大好きなものに
なったんだよね・・・
数字ってんすごく 深くて 美しい
このお話は 記憶が 80分しかもたない数学者と そこにきた
家政婦さんとその息子との交流を 描いた作品です



とても あたたかく ときに 悲しく そして そこに 数学的考えが
おりこまれていて 人間の心の動きとか つきあいとか
いろんなことを 数字や 数式が そっておしえてくれるの
そこが とても 胸の深いところに わたしは とても 届いて
とても素敵な作品だと思う



言葉に あらわせないところを 数式で あわらすことが
ここまで 心に ひびくなんて 文系のわたしは
思ってもみなかったから  まさにこのお話は
わたしにとっての 考え方の転機になった本ですね



でも わたし 映画しかみたことなくて
男の人が 書かれたものだと つい最近までかってに思ってたんですよね



博士が 男なので イメージで・・ でも ある人から
作家さんを 教えてもらって びっくりしちゃって
(教えてくれて ほんとうありがとう)



そういえば この話には 家政婦さんと 義姉(博士のね)の
二人の女性がでてくるんだけど
その二人の女性の対局的な 性格とか
女性的な 考え方とか あ~そういえば 女性目線だなって思ったの



だから 聞いてすぐ 図書館にかりに言ってじっくりよんだんだよね



映画もすきだけど 原作は もっとよかった
このなかに出てくる 数式のなかで



わたしは 友愛数が すごく 好きなの



220 と 284 は 友愛数なんだよね






220の 約数の和は 284になるの



1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284






284の約数の和は  220になるの



142+71+4+2+1=220



まさに 運命の赤い糸で つながった数字なんだよね



フェルマーも デカルトだって 友愛数は 一組しか
みつけられてないんだって



すごいことだと 思いませんか・・・



わたしは わあ~なんて数学は 素敵なんだろうって
おもっちゃったんですよね・・



ゆるぎない 二つの数字 すごいっておもいませんか?
とても うつくしい 






あとは感動したのは 完全数 たとえば 一番小さな数は 6



6の約数を たすと 1+2+3=6



約数の和が わる数とおなじになるのが 完全数



これって ありそうでなかなかないんだよ



つぎは 28 その次は 496 その次は8128



その次は 33550336 次は 8589869056



すごいと思いませんか






あ~すみません わたしが書くとなんのことだか
わからないかもしれませんが この小説を読むと
あ~美しいなってきっとお感じになると思います



ちなみに わたし この映画ものすごく感動して
もう調べないといられなくなって
当時 小5の長男にもみせて 夏休み中
ふたりで 完全数と 友愛数とか ずっと計算を
広告の裏に・・・
他にも いろいろな 数学の知識があるので
録画したのを とめて 二人で いろんな数について
ずっと 調べてましたね・・・
二人で 朝から晩まで やってたんですよね・・・はははは
それで そのことを 地元の作文コンクールに息子がかいたら
 入選しちゃって・・あはははは
表彰されました・・・そしてお母さんすごいねって
担任の先生にほめられて はずかしかったけど
うれしい思い出です



息子は 今 数学が一番得意なんだけど
このお話が きっかけだっていってますね・・
やっぱり 勉強って 遊びの延長なんだなって
思いました・・・
あたしも もっと早く 知ればよかったな・・数学の魅力・・



数学は おもしろい って 母子で 思いましたもんね・・・



このお話の中でも家政婦さんの息子さんルートは10歳
博士との出会いがきっかけで数学が好きになるの



いいですよね なにかのきっかけで
人生観って かわるって 



できれば こどものうちに 素敵な大人や
いい作品に うちの子供たちも たくさん
出会ってほしいなって思います



あ~すみません わたし このお話 すごく好きなので・・・
すごく 長くかいてしまった・・
まあ いっか 



数学のことだけではなく



せつない人間模様も 描かれた作品でもあります



すずらんの 特に おすすめの 一冊です

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