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アユーラの香りは源氏物語の世界へ誘う

アユーラの香りは源氏物語の世界へ誘う

ちょっと心が疲れたなと思った時、集中力を高めたい時、寝る前にリラックスしたい時など、香りの力を借りることがあります。

最近はあまりしなくなったのですが、ヨガをするときお香(ちゃんと煙の立つもの)を炊いて気持ちを集中させます。

いろんなお香を使ってきましたが、中でもスピリットオブアユーラアロマインセンスが好きです。

皆様、ご存知の「みょうが」の香りでございます(笑)

でも、こちら、スピリットオブアユーラの香りなんですが、ちょっとお線香の香りが混じって、フレグランスのスピリットオブアユーラの香りとは一味違っています。

お線香の香りと書きましたが、もっと日本的な香りになっているような感じ。

私は、沈丁花や白檀など和を感じる香りが好きなので、アロマインセンスの香りは好みですね。

スピリットオブアユーラには、カモミール・ローズマリー・クラリセージ・トマトリーフ・緑茶・吉草根オイル・グリーンアップル・カシス・匂い撫子・沈丁花・ローズ・ミュゲ・ジャスミン・桧・白檀・グレイムスクが配合されています。

この多数の香りをまとめているのが、墨です。

墨の香りって?って思いますよね。

墨は竜脳(ボルネオール)を中心に、麝香や丁子などを加えて香りづけされているようです。
竜脳は簡単に言っちゃうと樟脳(タンスの虫除け)に似たもの。
麝香はムスク。
丁子はクローブで、肉料理やカレーに入れるスパイス。

そんな墨の香りですが、良い墨って本当にいい香りがするんですよね。
昔、お寺さんで写経をした時に、その墨の香りがお香のようなとてもいい香りだったのを覚えています。

墨って日本人が古くから使ってきた生活の必需品ですよね。
私も小学生の頃、書道教室に通っていましたし、授業でも書道をやったり、お寺へ行って写経したりと、墨に触れる機会が結構ありました。

墨汁を水で薄めて使うのではなく、墨を摺っている時に発せられる墨が水に溶けていく香りがなんとも芳しく、その度になんとなく懐かしい気持ちになり、心が落ち着くような気分になります。
私の中にある、日本人のDNAがそういう気持ちにさせるのでしょうか。

スピリットオブアユーラの香りもそれに似た気分になる香り。
墨の効果そうさせるのでしょうか。
日本人の心の奥をくすぐり、気持ちを落ち着かせてくれる香りです。



スピリットオブアユーラの香りも好きなんですが、こちらのまだ熟していない青い(ボトルは緑ですが)みょうがもまた良い香りなんです。

「ナイトメディテーション(優夜香)」です。

「優夜香」という名のとおり、睡眠前に使用して眠りにいざなうフレグランスみたいですが日中も使用しています。

トップノートはベルガモット、カモミール、竹などのシトラス・グリーン系。ミドルノートはジャスミン、沈丁花、菫などのフローラル系。ラストノートは白檀、ムスクのウッディ系の香りです。

この香りをつけていた時に友人から「なんか高貴な香りがするね。源氏物語のお姫様のような。」と言われたことがあります。白檀の香りが効いてるからかな。
主人は「お香臭い。お寺の匂い」だと言いますが・・・

源氏物語のお姫様。
よい表現をしてくれはりますな友人よ。

そんなこんなで、青いみょうがは源氏物語のヒロインになれる香りです。

さあ、あなたはどのヒロインになりますか?

私は「明石の君」が好きです。

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