
違った視点から見る化粧品について
2012/12/17 10:51
ま、色々思うことはある。
ハナシは全然変わってみなさんマスカラは何を使っておりますか?日本にいたころはマジョルカマジョルカやセザンヌ、メイベリンなどを使っておりました。高いブランドに手を出したことはありませんでした。(ヘレナのぞく。)
今は日本にいません。マスカラについてはホントに困っています。
なぜなら、安くて優秀なマスカラがないからです。で、ウォータープルーフという概念もあってないようなもの。ウォータープルーフとあっても、落ちるマスカラは朝つけて夜になるとホントにパンダになる。
外国人のまつ毛は上にきゅうっと上がっているので、ウォータープルーフでなくても色落ちというのがしません。だから、別に彼らはどーでもいいんですよ、この辺。
でも東洋人はそうはいきません。
私のいる国でもメイベリンやブルジョワ、リメルなど「プチプラ」という概念の化粧品はありますが、残念ながら日本で売っているものとだいぶ違うものを売ってます。
以前に「高いものを丁寧に何年も着た方がいいのか」「それとも安くて悪いものを買って短いスパンで着た方がいいのか」ということをブログに書きましたが、コメントで「安くていいものを買えばいいじゃないですか」という意見をいただきました。
「安くていいもの」は日本にしかないんです。
メイベリンやブルジョワ、リメルなどソニプラやマツキヨで売っている化粧品は一応外国のメーカーのものですが、商品の企画などは日本人が日本でやっております。だから同じメーカーでも日本で売っているものと外国で売っているものが全然違うことが多いです。
モノによっては日本と外国、同じものを売っておりますが、そうでない場合が結構あります。リメルは特に日本のメーカーが中に入っているので、外国で売っているものと全然違ったりします。
で、日本という国は、経済をかじっている人ならご存知でしょうが、デフレの中にいること数年、物価の水準やら経済が全然他の国と違うところにいます。
地下鉄やJRの初乗りがここ何年も値上げしてませんよね。
でもダイヤは乱れず、サービスの水準はめっちゃ高いです。ストライキだってありませんよね。私のいる国、先進国なのに、「職員が寝坊したのでこの駅はあいておりません。ので飛ばします」なんてアナウンス、しょっちゅうあるんですよ。でも地下鉄の初乗り料金は日本の3倍だったりします。
食べ物の物価があがったとはいえ、安くすまそうと思えば安くていい商品がいくらでもありますよね。たとえば、スーパーのPB商品など。
ユニクロだって、多少高くなったとはいえ、あのクオリティであの値段です。
安くておいしい飲食店沢山ありますよね。
でもみなさんのお給料、上がっておりますでしょうか?人件費があがっておりますでしょうか?
残念ながら値段が上がっているとは思えないです。安いお給料でカツカツでやっている家庭がたくさんありますよね。
デフレなんですよ。物価が上がらないから、全部頭うちなんです。
安くても売れる商品を追求しないと企業は生き残っていけない。
ある程度高いお金を払っていいものを受け取れるのは当たり前だけど、今はそれでは売れない。だから値段を抑えて、その中で最大限受けられるサービスを追求するのが日本なんです。
海外、特にヨーロッパなどはほとんど毎年、いろんなものが値上げになります。
で、お給料も一応「物価上昇率」くらいは毎年あげてくれます。
ので、安いものは安くてそれなりの水準(ホント安かろう悪かろう)、高いものは高くていいって感じ。
海外ブランドでプチプラと言ったらH&Mやフォーエーバー21などが有名ですが、このへんのブランドは今いる国ではプチプラではないんですよ。そこそこ「良い」ブランドだったりします。(ホントだよ。)もっと松竹梅の梅クラスのブランドがありますが、それこそ「安かろう悪かろう」だったりします。
いいんだか悪いんだかわからない。
海外に出て初めて「日本ってデフレだったんだ」と実感することが多いです。
マスカラ、特にそれを感じています。あとチークとか。
青いかぼちゃの口コミしている商品はブランドものが多いです。
しょうがないんです。ある程度の水準を追求すると海外ではブランドものしかなくなってくるんですよ。日本みたいに「プチプラで優秀」というアイテムってほとんどないんです。
で、ま、最近はめっちゃ円高なんで、外貨で給料をもらっている身としては日本ものもプチプラでも「高いな」と感じていることが多いです。
というか円高、デフレなんですよね。ホントに今。
あと日本と海外とでは化粧品の考え方が全然違うなと思うことがもう一つあります。
それは人種についてです。日本は単一民族で日本人がたくさん、肌の色のレンジというのはある程度決まっております。
顔の構造だってある程度「おんなじ」です。
が、外国ってそうじゃないんですよ。肌の色のレンジが日本の何倍もあったりします。
あと民族などで顔かたちが全く違います。
大昔、世紀の美男子で名高く私が大好きだったディビットボウイ様の再婚相手がイマンというソマリア出身の黒人の女性モデルでした。イマンは「有色人種向けの化粧品ラインのビジネスをやっている」というふれこみでした。
イマンは確かに今も存続していて、マイノリティのための化粧品ラインを提供しております。確かにね、白人じゃない人が自分に合う色を探すのは難しかったりします。
最近になってメーカーも「人種的偏り」に気がついたのか、カウンターに有色人種の人を置いたり、宣伝にそういうモデルを使ったり、ファンデも25色展開したりということが増えてきました。あと男性のBAさんも最近は結構増えているような気がします。
が、いろんな国の人がいて、色々な人種がいて、ミックスもいるのに、化粧品メーカーはあくまでそういうのを無視して白人の女性向けのものをずーっと生産しているところもあります。
ここでそれを名指しする気は毛頭ありませんが、なんというか、毎回出ている新色などを見て、「ああここは白人しか相手にする気ないんですね」と実感するメーカーがあり、世界的なメーカーですが、全くもって食指が動かなくなってしまったメーカーもあります。
アジア限定色ってのもクセものですよね。アジア人ってアジアの地域以外にもたくさんいるのに、なんでアジアで限定するんだよ!って思うこともたくさんあります。
とまあ感情的になってしまっておりますが、良くて安いマスカラがないんです。
で、日本でまとめ買いしたのがなくなってしまって、結構動揺してるんです。
割に品質にばらつきがなく、そこそこウォータープルーフという私の希望を満たしているのはハイブランドを除くと、ロレアルくらいですかね。(だいたい1300円くらい)
もうちょっと頑張ってお金を出していいなと思えるのは「ベネフィット」あたりですか。(1800円くらい。)
あとははっきり言ってダメだ。ハイブランドも試してはみたが、日本と違うものを売っているような気がする。
てなわけで、誰が政権取ろうと同じとか思ってしまうが、とにかく新しい人たちには頑張ってもらいたい。
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