NARS部部長さん
2013/1/13 00:56
いよいよなんというか正月休みなるものも過ぎ去って、さみしいですね。
私は飲みすぎてなんというか肝臓が重いというか。
ということで、メイクもパーティーだ、お正月だ、新年だ、クリスマスだ、とかなり派手にやってしまい、目元には色素沈着が残り、肌はぼろぼろです。
そろそろ胃腸にやさしいご飯が食べたい、肌に優しい化粧がしたい。目元も最近真っ黒黒にしてギンギンだったから、優しいメイクがしたいと思って、メイクボックスを見たら、あんまりそういう商品がなかった。
しょうがないので、私がよく化粧品を見に行っている、化粧品のセレクトショップへ行ってきた。そしたら、この間から私がNARS部部長と呼んでいる、黒髪の前髪パッツンのロングヘアの女性(スペイン系)と副部長兼経理とわたしが名づけている、金髪のロングヘアで塩沢ときのようなメガネをかけたちょっとカンロクのあるねーちゃんが出てきた。
この二人はNARSばっかり薦めてくる人たちである。
お店には他にローラメルシェ、テリー、シャンテカイユがあるのに、やつらはNARSばっかり進めてくるのだ。
(今日のやつらの世間話「勉強のためにシャンテカイユ買ったけど、全然つかってねー」だってさ。)
「この間買ったNARS、全部使ってる?」と聞かれたので
「今日はすっぴんだけど、ほぼ毎日使ってるよ。」
と答えておいた。
「きょうはさ、何がほしいの?」というので
「おとなしめのシャドウセットがほしい。普段からずっと使えるの」
と言ってみた。
私、この間、かわいいkenyaさまがNARSまとめ買いという記事を書いていて、彼女が購入した「サイプラス」という色と、「コルフ」というクリームシャドウが気になっていたの。
あとこのときに一緒に購入していたアイライナーやグロス、チークも気になってしまって、ま、それもチェックしたくて、NARSのカウンターのある店まで来たんだけど。
https://beautist.cosme.net/article/404764
(NARSファンにはたまらない記事ですよ!奥さん)
で、まあ手始めに「サイプラスという色がほしーんだけど。」と言ったら、
「この間あんたハリウッドランドというアイペンシル買ったじゃん。あれを広げればいいと思うけど。」という答え。
「普段にするアイシャドウがほしいんだけどさ、あんまきらきらしなくて使いやすいの。」
と言ったら、そうねえとまた人の顔をじっとみて、
「2色薄いのを重ねたら面白いかもね」と言って、fathomというピンクっぽい薄い白とnightstarというベージュっぽいかなり薄い色を重ねて、ハリウッドランドを上からぐりぐりしてくれた。
最初はサイプラスとエーディもしくはアビリッシナとかいう色を狙っていたのですが、ちょっと彼女の選択はもっと色のトーンが深いのを選んできました。が、やっぱりさすが、NARS部だけあって、なんというか色の選択が間違っていない。
目元もギンギンになっていないんだけど、存在感があって素敵な感じになりました。
で、
「チークさ、ディープスロート持ってるんだけど、似たようなピーチ系で普段使えるのを選んでよ」と言ったら「トレド」という色と「スーパーオーガズム」を持ってきた。
トレドはちょっと朱色がかかっていて、難しそうな色だった。で、スーパーの方はやっぱりスーパー使いやすそうでかっこいい色だったので、こちらをお買い上げ。
グロスは今回は気に入ったのがなかったのでスルー。たまたま前回NARS部ちゃんたちは5ポンドの金券をくれたので、今回はそれを使って買い物して帰ってきた。
でまあ、世間話を彼女達とちょっとしたんだけど、どうもこの部長、ビザが切れて帰国をするようなことを言っておりました。「申請とかいろいろ頑張ったんだけど、ダメだった。一回帰国してまたいろいろ進路を考えなくちゃ」と言っていたのよね。
ということは、部長はいなくなるのか。
ビザね、移民にとっては頭の痛い問題だよね。
特にイギリスは今大変なことになっている。
私も実は今年の2日、移民局に行ってきた。今回はビザの更新、永住権申請というかなりの大山場、今回このビザを取れれば、もう外国人だけど、永住ができるので、ビザのことを気にしないで生きていける。
私は主人がイギリス人なので、ビザは奥様ビザ(通称)というビザで入国、就職。奥様ビザは2年で期限が切れ、そこから永住権申請という流れになる。
イギリスは1950年代、労働力確保という名目で、植民地だったバングラディッシュやインドから移民を受け入れてきた。90年代、ブレア政権になったときも外国からの安い労働力確保という名目で大量移民を推奨、ビザをぼんぼこ出して来た。
で、ユーロ圏内の移動が自由になり、ユーロ経済圏の人もビザなしでイギリスに移住でき、就職ができるようになった。
こうなるともうめちゃくちゃ。ユーロになんとか加わった東欧諸国の人たちがわんさと押し寄せてくる。戦争難民もたくさん受け入れているので、アフリカ系の移民も多い。で、昔からのインドやパキスタンからの移民も多い。
法的にちゃんと手続きをしている移民もいれば、不法もたくさんいる。
就職やら、住居、語学の問題(英語を話さない人、ロンドンにたくさんいるんだよ。)、やらで移民の問題は根深く、90年代後半からは移民に対しての感情は非常に厳しくなってきている。
ということで、世論を反映して、移民を減らすことに、ブレアの後釜のゴードン・ブラウンとデビット・キャメロンは躍起になっている。公約に「移民を減らす」ことを掲げ、ビザの発行をかなり締め付けてきた。移民担当大臣は昔はそんなに大したポストではなかったが、今は政治家のキャリアの中で重きを占めるポストになってしまった。
貧しい国や経済の落ち着かない国(日本よりもひどい国が世の中たくさんあるわけよ。)出身の人は、とにかく生きるためには国替えをしないとダメなわけで、そうなると外国人に比較的門戸を開いているイギリスは「移住しやすい国」になっているらしい。(英語圏ということもあるが。)
が、イギリスとしても何のスキルもなく、ただ職を探しに来られても困るわけで。
で、こういう人たちが、社会保険制度や国民健康保険を申請して使われると、困るわけ。税金を払わないで、公的援助を受ける手続きだけされてしまうと、もう「ただ取り」になってしまう。
で、まあ、ビザのための偽装結婚もたくさんあり、私たちが移民局まで行ってビザを取るときに証明しなくてはいけないのが「この結婚は偽装ではなく、ちゃんとしたものだ」ということ。出会ったころからの写真やら手紙やら、二人で住んでいるという証明の書類やらをたくさん抱えて弁護士と一緒に行ってきた。
かなり嫌味な質問などもされたけど、永住権自体はすぐもらえたので、ほっと一息。
会社の人事などにも報告に行ってきたが皆「よかったね」とものすごい喜んでくれた。
で、まあ、私も新年早々今年は大山場があったんだけど、なんとか無事に行ってくれてよかった。その一方、何があったんだか知らないが部長さんみたいなこともあるわけよね。
ビザの問題は一概に何にも言えないから私も「残念ですね」としか言わなかったが、
部長さんいなくなるとちょっとさみしいわあ。
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