
『Kimono Beauty -シックでモダンな装いの美 江戸から昭和-』を観てきました。 (千葉市美術館 会期 2013年1月4日(金)~2月11日(月・祝日) 迄)
背景はテーブルランナーにして愛用中の旧い帯です(自宅にて)
ほの暗い美術館のなかのスポットライトを浴びて、衣紋掛けの凛とした佇まいの江戸中期~明治・大正・昭和初期の着物たち。
着物の柄や製法には詳しくはなくても、時代ごとのイメージを映し出す着物には当時としてはモダンで流行の先端、"今様"の姿を感じます。
そして、衣紋掛けから感じる着物の裄やわたりから、当時の日本女性たちは現代女性よりも明らかに小柄で華奢だったことが第一印象。
ボストン美術館のアメリカ人医師ビゲローコレクションが初里帰り。海を渡った先でも、この愛らしい伝統文化、繊細な芸術が大切に展示・保存されていたことも解ります。
色彩傾向やモチーフにも発見があり、時代を映し出す精緻な手仕事の前からは、立ち去り難く・・・。
新春に、日本の伝統美に触れる喜びを感じました。
1月4日には 1Fさや堂 ホールでは特別企画「新春箏の調べ」も開催されたそうです。
お着物でご来場の方には特典もあるので、今日も着物美人さんが館内にいらっしゃいました。
こんな計らいも、美術館としては粋ですね。
主宰するM'sライフ&カラーでは千葉市美術館ほか、アートギャラリーにてワークショップを開講中です
アートセラピー講座&ワークショップ*千葉市美術館
ブラディスラヴァ世界絵本原画展-広がる絵本のかたち-*千葉市美術館
美術館の愉しみ
