身につけるだけでも気分が高揚します。
まだ若い頃、母に「ひとつでもいいから、
品質のいいものを持ちなさい」と言われました。
それも道理だ、と思いましたが、
実際、宝石商が家に来て、
豪奢なジュエリーを並べだしたら、
気後れしてしまいました。
「これなんか、いいと思うけど」と母が勧めるものは、
二十歳そこそこの私には、おそろしく高価で、
だんだんその場から逃げ出したくなるほど。
個人的には、半貴石のような気張らないタイプの石が好きなのですが、
結局、購入したのは、ルビーでした。

ダイヤモンドやサファイヤ、エメラルドといった石は、
大人(それも年配)の女性が持つ石だというイメージを持っていました。
若い女性には、それだけの財力が伴わないと思っていたせいかもしれません。
しかし、そんな貴石の中でも、
ルビーだけは例外で、若い女性にも似合うような気がします。
偏見かもしれませんが、なんとなくそう思っています。
私にとっては、かなり高額だったので、
分不相応だと思い、少し後悔したりもしましたが、
買っておいてよかったと思えます。
今ではあまり出番がないけれど、
華やかなイメージにふさわしいリングだから、
結婚式に招待された時などは、重宝しました。
ルビーと同じく、普段はあまり身につけないものがこちらの3点。
アクアマリンのリングと、
ブルートパーズのブレスレット&リング。


アクアマリンは祖母の形見。
祖母のリングを譲り受けました。
相当いびつなかたちになっていたので、リフォームしたのですが、
きれいな出来映えに満足しています。
私はこういう淡い色の宝石が大好き。
ブルートパーズは、シンガポールに旅行した際に購入したもの。
宝石加工工場を見学した時に買ったものだと思います。
私の誕生石はトパーズだけど、黄色い石があまり好きではなく、
やはり淡いブルーが好み。
ブレスレットはあまり出番がないものの、
指輪は、よくはめていました。
爪があるので、ストッキングをよく破いていましたね。
ゴージャスなアクセサリーは、日常使いには適していません。
傷つけることや汚れることに敏感になるし、
先に述べたように、ストッキングを伝線させたりもします。
だから普段は、カジュアルでリーズナブルなものを身につけるようにしています。

真ん中のリングは、独身時代に夫からもらったもの。
確かクリスマスプレゼントだったと思います。
コムサのシルバーペアリング。
デスクワークの時は、マリッジリングをはめていましたが、
今は汚れ仕事が多いので、こちらのリングにしています。
油で汚れたり、傷だらけになることも多い仕事なので、
気兼ねなく使えるシルバーリングの方が適しています。
天然石のブレスレットも普段使いにはいいですね。
今の仕事では邪魔になるけれど、よく身につけていました。
個人的な好みで言えば、きらきらさせるカットが入っているものより、
丸い石が好き。
右は、アメジスト・インカローズ・水晶のブレス。
紐を編んだもので、STONE MARKETで購入しました。
上のブレスは、職場の先輩に作っていただいたもの。
丸い石が好きということ、
ラピスラズリ・アメジストをメインに作って欲しいということ、を伝え、
こしらえてもらいました。
オーダーどおりの理想的なブレスで、かなり気に入っています。
先輩はネットでアクセサリーを販売するほどの人なのですが、
材料費のみで作ってくれて、とても嬉しかったです。
左は、どこかの雑貨店で購入したブレス。
以前は、アメジストが好きでしたが、
最近は緑色の石に惹かれます。
癒やされたいのかもしれませんね。
ちなみにシンプルな丸い水晶は、STONE MARKETで買ったものです。
よそ行きの宝石も、
普段使いのアクセサリーも、
私には大切なもの。
ひとつひとつに愛着があります。
きらきら美しいだけではなく、
思い入れも加わって、さらに輝きが増すのかもしれませんね。
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