
I am always watching you,,,,
2013/2/5 06:40
ある高名な観光地のある街につきましてやることのなかったかぼちゃは何を血迷ったか、骨董品のお店でシタールを買いました。
で、その町の楽器屋さんにシタールを習いに行きました。
やることはまいんち「どれみふぁそらしど」を弾いて、それから「ドレドレ」とか「ドミドミ」と爪弾いてとにかく指が覚えるまでいやというほど反復練習。
朝から晩まで止まっているホテルの屋上やら、楽器屋やらで練習。
やることがない身でしたので、ちょうどいい時間つぶしでした。
でもなんとなく、毎日楽器屋の主人と顔を合わせているうちになんとなくですが、その男にひかれている自分に気がつきました。
で、男もなんとなく私にひかれてるのがわかった。
でもね、男は妻子持ち、私は所詮は旅行者で日本へ帰る身。
なんとなく、気持ちは通じあっても私たちはそのうち別れ別れになることがわかっている感じでした。
ので、何をするでもなく、毎日楽器を習っては、そのあとお店にあるアルコールランプでお湯を沸かしてお茶を入れてもらって、お茶して、宿に帰りました。
私の英語も大したこともなく、相手も英語はかなり不自由そう。なぜか英語よりフランス語の方がラクというインド人でしたが、フランス語は私は得意ではなかったので、たどたどしい英語で話をしておりました。
大した話はしておりません。
毎日そんな風に過ごしていましたが、ある日「こんなんじゃあかん」と思い、その町を起つ決意をしました。
「ムンバイに行くことにしたので」と言ったら、彼はすがるように「いつ?」と聞いたので「明後日の夜だよ」と言ったら、明日、お店を休みにするから、どこかへ行こうと言ってきました。
で、まあ、おつきあいしてみました。
大した旅ではなかったですね。
彼と彼の友人と名乗る若い男が中古のスズキアルトで宿まで迎えに来ました。
で、そのあと郊外にあるおおきな湖とそこに面しているお茶屋に連れて行ってくれました。
車の中で男と話していくうちになんとなく、ですが、男の魂胆がわかりました。
多分、まあ、すいていてくれてはいるのでしょうが、男は「取引」をもちかけてきました。
結婚して日本に連れて行ってくれ、そのころ私はイギリスに留学中という身でしたので日本がダメだったらイギリスに連れて行ってくれ、もしくは別に一緒になってくれなくてもいいから日本で楽器の教室をやってミュージシャンとして自立できるようなスポンサーになってくれという申し出を持ちかけてきました。
それができないなら、簡単に大人の関係を持とうじゃないですか、と彼は割に慣れた口調で言ってきました。
まあ、もうわかりきっていたハナシ。なんというかインドの気候にならされたのかなんなのか、私のこころもがっさがさだったので、割にショックを受けることもなく、
「ハイそうですが、大人の関係なんかいらねーし、あんたをスポンサーする金もない」と思えたので、「別の女を探せ」と言ってしまいました。
別の男はその反応にも慣れていたらしく、さっと流して、観光地を案内してくれて、私を宿に落として帰って行きました。
まあ、なんというかそういうことですよ。
でも私がこの旅を強烈に覚えているのはわけがあります。
ドライブ中に車の中でかかっていた音楽が非常にひっかかっていたのでした。
ヒンズー語に英語のラップが絡むという摩訶不思議な曲でしたが、曲はかなりキャッチーでしたので、今でも全部鼻歌で歌えるくらいです。サビの歌詞はよくわかりませんが「ハリランハリラン、ハリクルシルチャハリラン」でした。
で、ラップの部分が「あなたを常に見守っています。あなたを常に愛してます。あなたを常に見つめています」という歌詞でした。
I am always watching you,,,,,,
一緒に車に乗っていた男のハナシだと、これはラブソングだけど、また違った意味があると言っておりました。「神様があなたを常に見守っている。あなたを常に見つめている。あなたを常に愛してるという意味だ」と言っておりました。
「私は無神論者なのよ」と言ったら
「それはそれ、でもあなたを見守っている大きな何かがあるんだよ。それを忘れるなってこの曲は言っているんだ。それは神様かもしれないし、あなたのことを愛している男かもしれない。わからないけど、あなたを見つめている誰かは必ずいるんだよ」
と力説をされました。
インド人ってやつは、私はひとくくりにするのがあんまり好きではないのですが、旅で出会ったやつらはなんというか子ずるくて小賢しくて、とにかく油断ならない、抜け目ないやつらでした。油断させておいて、人の財布に手を伸ばしているようなやつらです。財布がみつからなかったらおっぱいかお尻に手を伸ばします。欲の塊なんです。
でも、でも、どうしようもなく俗っぽい人たちなんですけど、時々ですが、こちらがはっとさせるような、ものすごいいいことや人生の真理をついたことを言います。なんというかものすごい鋭いときがあったりします。
今回も相手の思いっきり俗な面に触れながらも、妙に感心させられたのを覚えております。
見つめている、見守ってくれている誰か、ね。
で、その時日本でも似たような歌があったっけね、と思いました。
かなーり古い歌ですが、私の中では強烈なインパクトを持っている歌です。
岩崎宏美の聖母たちのララバイです。
この歌もなんというか、疲れ切った私たちを包んでくれるような歌ですよね。
で、常にマドンナはさ、私たちを見守ってくれていて、包んでくれているというか、宗教的というか、スピリチュアルな歌だと思います。
でこのころの宏美様は歌唱力もピーク、容貌もピーク、心身ともに充実した人だけが放てる輝きに満ちていましたっけね。
なんで今更こんなことを書いているかというと、最近、ゲランで買い物をしました。新しいマスカラ目当てでしたが、ついでと言えば言葉が悪いんですが、ずっと憧れていて買わなかった色を清水の舞台から飛び降りるつもりで買いました。ゲランのルージュジェ60番ガブリエルです。
天使の名前がついていますが、ある種、ものすごーいスピリチュアルな色だと思います。もうね、この色、なんというかただの口紅を超えた色なんですよ。
かなり肌のコンディションが良くないと映えないとは思いますが、誰もが似合いそうなミルキーなピンクオレンジぽい感じの色なんです。これ一本あれば、口紅もしかしていらないかと錯覚するくらいすごい色なんです。
(ああうまく言えないっす。)
なんというか女性とかオンナとかすべてを超えた女性がまとっているような最後にたどりつく究極の色というかですね。この高見にいける口紅ってあるんでしょうかね。
そんな色です。
出会えてよかった、でこれを使いこなすには不摂生や飲みすぎはやめようと心底思える色です。
で、話にまとまりないですけど、あなたを常に見守ってくれる何かがあるんです。
だから、今のあなたが一人でも、そのためにお化粧をしてみてくださいね。
わたしも頑張りますので、、、、
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