
私の地元では、個人で養蜂をしている人が多く、山の中ではあちこちに巣箱が置いてあります。
飼っているのは市販の蜂蜜を作っている西洋ミツバチではなく、日本にもともと住んでいる日本ミツバチです。このハチは、西洋ミツバチより少し小さく、体も黒っぽい色をしています。また、温厚な性格のようで、巣の入り口に手を持って行っても、手にのせても刺してきませんでした。さすがにつかめば刺すでしょうがw
しかし、ミツバチの天敵であるスズメバチを、このハチは蒸し殺してしまうということが知られています。その最中、たくさんのミツバチが集まって塊になるので、「蜂玉」と呼ばれたりもするそうです。
父親も知り合いから分けてもらった群れを飼っており(そこから群れが分かれたので今は巣箱が2つあります)、今年蜂蜜を収穫(?)していました。
日本ミツバチの蜜の材料は山の花なので、同じ場所で収穫しても、毎年味が違います。去年のものは濃厚で、花のような香りが強かったのですが、今年採れたものは、癖がなく、さっぱりとした味わいでした。熟成されると、また味が変わってくるかもしれません。
日本ミツバチの蜜は採れる量が少なめで希少価値も高いことから、一瓶が数千円することがあります。しかし、味は格別なので、一度ご賞味あれ(^^)
写真は今年採れた蜂蜜です。これにはちょっと花粉が入ってます(笑)日本ミツバチの蜜は、様々な花の蜜を集めているため、このように濃い色をしていることが多いです。






しがない大学院生…の予定(合格済み)
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