
前編の続きです。
香りとは「記憶を呼び覚ますもの」。
誰でも経験があると思いますが、
人とすれ違った時に不意に香るその人のフレグランスの香りだったり、
まったく訪れた事のない場所で嗅いだニオイにどこか懐かしさを感じることって
ありますよね。
ラルチザンパフュームでは
「香りは人の過去の記憶や思い出をよみがえらせてくれるもの」であるとして、
それらの感覚を大切に香水を生み出しています。
五感の中でも嗅覚は人の記憶を呼び覚ますことに優れ、
さらには自分の内面をも引き出すきっかけになり得ると。。。
ラルチザンパフュームは
そのような感覚を刺激する、世界で最も独創的で斬新な香りを生み出し続けている
パリのフレグランスメゾンなのであります。
またもう一つ、
他のブランドとは異なる独創的な点を挙げるとすれば、
香水を生み出す調香師たちの香りへのこだわりと探求心でしょうか☆
ラルチザンでは約32種類ほどの香水を展開していますが、
そのどれもが全て独立した香りであり、ひと度香りを嗅ぐだけで頭の中で
その香りのイメージが凄く浮かんでくるんですよね。
香水の原料となる素材は全て本物や良質なものを贅沢に使用しており、
それが香りにもダイレクトに表れているのがテスティングをして分かりました。
例えばPREMIER FIGUIER(青いイチジク)という人気の香水があるのですが、
イチジクの葉の青みがかった香りやみずみずしさ、
そして果実のフッと香る優しい甘さが調香師の手によって素材を活かしつつ、
そこに調香師のイマジネーションによって本物以上に深いイチジクの香りがするんです!
調香師たちは自ら刺激を受けた芸術の1シーンであったり、
友人から聴いた出来事やエピソード、そして自ら旅した世界各地で得た
インスピレーションからイマジネーションを膨らませ、それを香りにというカタチで
再現してるのが素晴らしい!
実は今回のプロファイリングで
全32種類ほどの香りから20種類以上もの香りをテスティングさせていただきました。
その香り一つ一つをテスティングするたびに、
店長の春園さんからそれぞれの香水づくりにまつわる調香師のエピソードや物語の1シーン、香りのノートの移り変わりの楽しみかたなどをじっくり一時間以上もかけてお話しいただくと共に、頭の中で自分自身で懐かしさや記憶に残る香りやエピソードを聞いてどこか無意識で惹かれる香りをいくつか見つける作業を楽しんでおりました☆
写真は、
プロファイリングで春園さんとユキリンさんの意見がピッタリと一致して選んで頂いた
私の香りです。詳しくは後編にて・・・
(後編へ続く。。。)
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