
ゆたかな人生が始まる シンプルリスト ドミニック・ローホー(著) 笹根 由恵=訳 講談社
ドミニック・ローホーさんの本は何冊か出版されていますね。こちら、パッケージがまず目に留まって購入しました。
様々な生きるヒントが満載です。
文章中に仏教、禅、心理学、哲学、著名な人物の格言などが織り交ぜられていて、ときおりハッとさせられます。
タイトルにもある「リスト」の力に驚きました。
日々、私達はさまざまなリストを活用して生活しています。お買物リストだったり、仕事であれば、有先順位をつけて締め切りの近いものだったり重要度の高いものから手をつけますよね。
リストの使い方はそういったタスクリストだけではないのです。
この本を読み始めた1年ほど前にリスト用のちいさなノートをひとつ買いました。思いつくままに、これから達成したいことや欲しいもの、自分が持っているファッションやメイクアイテムのリストなどを作りました。
たまに見返しては更新したり…
そして1年経った今、そのリストに書いていたことをいくつか実現できました。自分の人生を変える大きなチャンスも掴みました。
リストを見返すことで、なりたい自分のイメージが定着してきて無意識にその方向へ向かっていったような気がします。
こうなりたい…と願うだけでなく、紙に書くなりしてアウトプットし何度も見返すことが重要なのだと思います。
人間は次から次へと忘れてしまう動物ですし、イメージしていないことはできないんですよね。
メイクやファッションについては、自分の好みや似合うものをより深く知ることができたので衝動買いや無駄遣いがなくなりました。
リップやシャドウ、チークなどは同じ系統のものをよく買ってしまいがちで気づいたら使い切れない量になってたりするので、使わぬものは譲ってだいぶ減らしました。
カウンターでときめいて衝動買いしたら、使いこなせなかったり好みの質感でなかったり…するとショックなのでしっかり吟味しようと思います。
とはいっても、多少やってしまうと思いますが…☆
ファッションについてはクローゼットにあるものをアイテム別に色や形・素材などを簡単に記入していってよく使うものと使わないものに印をしてみると、自分の好みがよく分かって面白いです。
ああ、インナーは綿100%のものが好きなんだなあ…クローゼットにはネイビー・ブルー・ホワイト・ベージュ・ブラック・グレー…
トレンドものをシーズンごとに買い替えるのも良いと思いますが、何年も使えるシンプルで丈夫なもの、身に着けて心地いいものを手に取ることが多いです。
オーシバルのバスクシャツ、ブルックスブラザーズのシャツ、プチバトーのインナー、LEEのデニム、ジョンストンズカシミヤマフラー、バーバリーのトレンチ、ラベンハムのジャケット、FALKEのタイツ、フェラガモのエナメルブラックVARA、コンバースオールスターHIホワイト、ロンシャンのバッグ、リモワのスーツケース…
他にもお気に入りはありますが、日常上記のアイテムはとてもよくお世話になってます。ザ・定番ものばかりですがやっぱり飽きないんです、たぶんこれからも。リペアして愛用していきたいと思います。
「モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ (DO BOOKS) 川畑のぶこ(著),やましたひでこ (監修) 同文館出版」も合わせて読んでいて、意識改革が起こり自分に合った気に入ったスタイル・厳選した少量のモノと暮らしていくことを目指すようになりました。

知識ゼロからの西洋絵画史入門 山田五郎(著) 幻冬舎
もともと美術が好きですが、好きな画家については多少分かってもアールヌーヴォー~フォーヴィズム~キュビズム~などと移り変わっていく様式や時代背景がわからなくて、まず絵画史の流れを勉強したいなと思い手にとったのがこちらです。
一度、図書館で借りてみてとても読みやすかったので購入しました。
西洋絵画史を古代ギリシャ~シュルレアリスムまでの様式、代表作家、絵画がコンパクトにとても分かり易く解説されています。
有名な画家の、ああ知ってるという絵もその画家や時代背景を知ると深みが違いますね。
アートは先入観なく観るほうが良いと思ってました、ありのままに感じる視点も大事だし。
近現代のアートは知識なしでも楽しめることが多いのですが、それ以前の作品については歴史や宗教についてなどの知識がないとわからないことが多いので知ることは大事だと改めて思いました。
感じたことを簡単に並べただけなのでレビューとも言えないような幼稚な文章ですが、興味を持ってくださる方がいれば嬉しいです。
ミス・コリアさん
あらゆる美の探求
peru15さん
あらゆる美の探求
peru15さん