気付けばゴールデンウイークもすぐそこ!
世間はそろそろウキウキモードに入るんでしょうか。
旅行とかBBQとかしちゃうんでしょうか、みんな。
ちなみに私は相当の旅行嫌いです。
ペーター(夫)は仕事の勉強会があるから、連休もそれなりに忙しいそうです。
そんな訳で、家で「世界ネコ歩き(エーゲ海編)」のビデオを体育座りで見るくらいが、私の主な連休の予定でしょうか。
あとは、道の駅が好きなので、気が向いたら行くかも知れません。
金太郎(ワンコ)とは遊ぶ約束をしています。
リア充なんです、ワタシってば。
で、今日は、お勧めの書籍紹介してというメールを貰ったので、書きたいと思います。リクエストって初めて貰ったけど、嬉しかったです。
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例えば、綾瀬はるか。
彼女でさえ、ネットで検索すれば容姿の欠点をあげつらう人が少なくない事が分かる。
美しいとか、醜さとかって何だろうか、という事をテーマにした美容整形の小説について書いてみる。
(1)姫野カオルコ/美容整形
画像はAmazonから借りました。
(2)百田尚樹/モンスター
これもAmazonから。
(1)について。
1999年出版なので、読んだ人も多いかも?
少々価値観が古く、文芸的表現も多い。
この話は旧約聖書の「カインとアベル」をなぞっていることは、読めば割と簡単に分かる。
ただ、旧約聖書云々よりも「アルジャーノンに花束を」に近い話だと思う。
あっちの立場とこっちの立場が入れ替わる的な。
ー以下、私が記憶を頼りにざっくりまとめた、あらすじーーーーー
大曽根という美容外科医は、ある二人の女性の美容整形を担当する。
一人は絶世の美女、甲斐子。
甲斐子は、自分を不細工な顔に整形したいと言う。
もう一人は凡庸にブスな女性、阿部子。
大曽根は、完璧な美を生まれながらに備えた甲斐子が、なぜ美容整形をしてまで、わざわざ不細工なりたがるのか、理解に苦しむ。
だが甲斐子の口から驚きの理由を聞かされ、彼女を不細工にするための手術の執刀をする。
一方の、凡庸なブス、阿部子は成り行きではあったが、絶世の美女の名に相応しい外見を、大曽根の手術によって手に入れる。
こうして、二人の容姿は図らずも入れ替わる事になった。
果たして、その後の人生で幸せになるのは、どちらなのだろうか。
ーーーーーーーあらすじココまでーーーーーー
ココからはあらすじの捕捉をしつつ、感想を。
前に超金持ち過ぎて、友達が出来ないマダムYの事を日記に書いたけれど、絶世の美女である甲斐子の整形理由もそれと似ている。
美し過ぎて男性が誰も甲斐子に声をかけないのだ。
作中では甲斐子をロブスターになぞらえ、男達はそれに手を出そうか思案しつつ、結局はロブスターを彩るためのスパゲティやらサラダやらに手を出す、みたいな事が書いてあったはず。
そういう訳で、甲斐子は自分を美しいとも思っていないし、寧ろその容姿を憎んですらいた。
甲斐子にとっての「美人」は、阿部子のような容姿だからだ。
こうなると、美人過ぎてモテないとなると、美人そのものの基準を疑う必要が出てくる。
また、「不細工過ぎてモテない」という女性像が、甲斐子の突出した美しさの中に同時に存在しているように、私には思える。
顔立ちも大した事が無く、服もメイクも垢抜けなくて、だけども色が白くて華奢で髪が何となくサラサラしてそうな、そんな女性ばかりに男性は心を奪われる、こんな例はいくらもありますね。
要は、ちょっと不細工くらいのー阿部子のようなー、そんな容姿のほうが男性に大事にされて幸せに生きられると、甲斐子はそう悟ったからこその美容整形だった訳だ。
超越した自分の美しさ(自覚はないけど)を否定してまでも、男性社会に対して迎合しようとした甲斐子は計画通り、モテるようになるのだけど……。
一方、成り行きで絶世の美女になった阿部子は、整形前はそこそこモテていたのに、整形後は賛美の声は上がっても、全く男性から声がかからなくなり、甲斐子が味わったような苦しさを感じる事になるのだが……。
個人的には、不細工な阿部子の考え方の価値観が二転三転する変わり様に注目して読んで欲しい。
全体を通して感じるのは、姫野さんの、外見で紋切りに女性を評価する男性社会への強烈な皮肉、ミサンドリーとか憎しみといっても言いかもしれない。
美しい事=男性にとってモテる事、ではないという矛盾。
では美しさとは何なのか、モテるとはどういう事なのか、を読みながら嫌でも考えてしまうだろう。
今風に言うと、阿部子のように雰囲気でモテる人の事を、リア充とかスイーツとか言うのだろう。
姫野さんはこのタイプの女性を好む男性について、
「素直で健やかではあるが、見る目がない」(違うかもしれないけど、近い表現)
と言い切っている。
作中で語られる、美しさとは何なのか、醜いとはどういう事なのか、色気とはなんなのか、深い考察に心を惹かれる人は多いと思う。
また、美容整形の現実や業界の裏話もかなりリアル且つ、随所におりこまれているので、美容整形を考えている人には一度は読んで貰いたい。
私はリア充で無かったからチヤホーヤされた経験もないし、絶世の美女でもないから、どっちも羨ましいなあと思うけど、若い頃一番嫌だったのは、男性のエゲツなさかもしれない。
自分が容認できない容姿の女性には、びっくりするぐらい冷徹になる男性が一部いるのは確かかも。
私がされた訳じゃないから、男性不信まではならなかったけど、文句言ってるのに、悪いと思ってないから治らないし。
派遣で秘書と受付兼務していた時にも、受付嬢を綺麗な子順に順位をつけようとする輩がいて、若い受付嬢ちゃん達はブーブー怒ってた。
私も好き勝手言われるのは嫌だなと思ったけど、よく考えたら別に私が最下位でも地球が滅亡する訳じゃないから、いいかと思って大仏のように黙ってた。
年のせいか、怒ると体力と精神力消耗するからさ、勿体無いじゃん。
私はECOなタイプなんだよ、きっと。
私は、二十歳くらいの時にこの作品を読んで、随分と生きるヒントを貰った気がします。
長くなったので、百田さんのモンスターは次回に。
小さく、まとまりたい女さん
小さく、まとまりたい女さん
小さく、まとまりたい女さん
小さく、まとまりたい女さん
小さく、まとまりたい女さん
ともちんももちんさん
ともちんももちんさん
ともちんももちんさん
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