ここではネイルの写真ばかりUPしていますが、実はわたしはリップメイクものが大好きです。
とくにリップグロスは大好きで、お化粧に興味を持ち始めた中学生から高校生の頃に流行していたのでリップメイクといえばグロス、という感覚でした。
口紅なんて古いし、グロスより乾燥するし、そもそも年齢的にまだつけこなせないし、と思っていました。
なので、二年くらい前までわたしのメイクボックスはグロスだらけで口紅が一本もありませんでした。
そんなわたしの初めてのブランドもののグロスがジューシーチューブでした。
10年くらい前だったと思います。
当時は今より安く、2500円だったと思うのですが、そんな金額はもちろん出せず、姉が安く買ってきたものを拝借していました。
色は15 Ceries。
スリーズと読んで、意味はさくらんぼ。
フランス製ですから、チェリーをフランス語でスリーズと表記してあるのがまた高級感を感じました…笑
香りつき、味つきというのも画期的で溺愛しておりました。
のちに@cosmeでこの色番は香りが賛否両論だと知りましたが、そもそもこの香りしか知らなかったので、その後に他の人気のある香りを次々と試してもやはりスリーズだけは特別でした。
ジューシーチューブを教えてくれた姉の香りでもあり、当時の恋人との思い出の香りでもあったので。
そんなピュアな時代が過ぎ、自由に使えるお金を手にしてからは週一くらいのペースで気になった色をどんどん買い漁るようになり、あっという間に数十本が集まったのですが…
現在は手元に残ったのは十本足らずです。
ジューシーチューブって、20番台くらいまではかわいい香りなんですが、ネタ切れしていくのか、どんどん複雑な香りになってくるんですよね。
色もクリアベースにチラチラとラメが入っているくらいだったのに、後年はこってりした色やシマーが入りすぎでさらに青く偏光、とか複雑になってきて。
それも好きだったんですが、結局よく使うのがクリア系だけだと気付いたんです。
発色を求める時はMACのリップガラスを手に取ってしまうし。
なにもジューシーチューブは発色しなくても。
そう思って、ヤフオクで500円くらいで叩き売りしてしまいました。
かなりすっきりしました。
そして、その選別を勝ち抜いて未だに手元にある色は、やっぱりわたしのコスメ好きの原点として特別な存在です。
ふと使いたくなるし、幸せな気分になります。
これから買い足すことはあまりないかもしれませんが、ずっと宝物だと思います。

ちなみに、画像の左から2番目のオレンジっぽいのがスリーズ。
ほんとはもっと赤っぽいのですが、経年退色しちゃいました。つけるとクリアなので気にしてないですが。
左の赤ピンクは人気色の14 フランボワーズ。木苺です。
右から2番目が19 リチ。ライチですね。
そして一番右が31 ペッシュ。英語だとピーチです。

こちらはパッケージが新しくなった後のもので、なぜか表記がスペイン製になりました。
左が98 ストロベリーファンクで、右が45 キャンディ。
旧パケのほうが、タイポグラフィがおしゃれで好きでした。
うーん、久々に並べて見てみると、やっぱり好きだな、と思います。
明日のリップメイクはジューシーチューブにしようかな。
エンジェラトさん
ハイパーホニャララクリエーター
●neco●さん
Nakaneccoさん