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本屋大賞受賞の百田尚樹さん原作、高岡早紀さん主演の「モンスター」試写会に行ってきました。 http://monster-movie.jp/
話の内容は、思い切りブサイクな女性が整形によって美を手に入れて、そこからいろいろ・・・・。
という、なんとなくヘルタースケルターに似た感じなのではありますが、こちらの作品の方が現実的というか、実際、こういう人はいるんだろうなあ～、と。
なぜかというと、主人公の意識が、その時によって変化していくのですよ、
ブサイクなので、綺麗になろうと思ってまずはプチ整形（この時点では、普通に綺麗になりたいという感情）
⇒本格的に美容整形で綺麗になりたいと思って手術代金を稼ぐために風俗店でバイト（ここでは、綺麗になって周囲を見返すという恨み？みたいな感情）
⇒綺麗になって、「女として完璧になりたい！」と思い、風俗＆水商売で本格的に働き始める（女の幸せを満喫するが、どうしても幸せになりきれず、自分探し）
⇒地元に帰ってレストランを経営し、昔、自分をバカにしていた男や、好きだった男にリベンジ（結局、最終的な目標は、ここ？）
テーマは、美魂なのか、自分探しなのか、復讐なのか・・・・。
見ていて「ああ、そうかも・・・」って思ったのは、整形後の顔とか、体がつくりモノみたいに感じられて・・・、いや、高岡さん整形＆豊胸じゃないと思うんですが。
でも、自分の体や顔が短期間でがらっと変わってしまったら、自分であるけど自分じゃないという変な感覚に襲われるのではないでしょうか？
そういうのを乗り越えられる精神力が無ければ安易に美容整形に手を出すと精神的に破滅しそうな気がします。
この映画、男性が観たら怖いかも。女性同士で観に行かれることをオススメします！
４月２７日から公開です。
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