「ローピュール」は、皮膚科医が開発したエイジング肌のためのスキンケア。

クレンジング、洗顔、美容液の3点でお手入れが完結します。
今回は長文になりそう・・・いつもか(笑)
アンチエイジングにおいて大切な事なので、今回は核酸、主にDNAについて簡単に説明します。
※DNA(デオキシリボ核酸)とは?
DNA(デオキシリボ核酸)は動植物の細胞核の中に存在する、遺伝機構の本体です。
2重らせん構造の、ねじれた鎖のような画像を見たことがあるでしょう?アレを構成しているモノです。
DNAは遺伝情報の記録媒体であり、私達の体の「設計図」に例えられます。
この「設計図」に基づき、タンパク質の合成を行うのがRNA(リボ核酸)です。
このDNAとRNAをあわせて、核酸と呼びます。
DNAにはもうひとつ大事な役割があります。
それは自己複製と呼ばれるもの、「コピー」です。
私達の体は細胞分裂によって新しい細胞を作り出しています。細胞増殖と新陳代謝ですね。
この際、DNAは自分と同じDNAをコピーし、新しく生まれる細胞に伝達します。
しかしこのコピーにエラーがあると、病気や老化へとつながっていきます。
また、DNAは活性酸素や紫外線、ウィルスによって損傷を受けます。
でもDNAには、敵を防御したり、傷を修復する力も備わっています。
これを「生体防御機能」と言い、それ自体にもDNAが深く関わっています。
核酸の合成には、肝臓でアミノ酸から作り出す方法と、食べ物から摂取した核酸を利用して合成する方法があります。
肝臓で合成するデノボ合成は、20才を過ぎると急激に低下し、肝臓にも大きな負担をかけると言われています。
そこで大切なのが外から補うサルベージ合成です。
サルベージ合成では、食事によって摂取した核酸を消化、分解し、再合成します。
近年では様々な病気や、アンチエイジングの観点からも、積極的に核酸を摂取する事が見直されています。
※お肌と核酸
肌は露出している事から紫外線による影響も大きく、光老化が進んでしまう場所です。
新陳代謝も活発で、DNA修復や細胞分裂のため、多くの核酸が必要と言えます。
DNAは化粧品原料として、主に外資系ブランドで配合されてきた実績があります。
高い保湿性や皮脂コントロール効果、外敵ストレスからの保護が認められています。
しかし従来のDNAーK(デオキシリボ核酸のカリウム塩)は分子が大きいため肌に浸透するものではありませんでした。
最近ではDNAをナノ化したものが原料として登場しています。(DNAーNa(デオキシリボ核酸のナトリウム塩)やオリゴDNA)
最新のデータでは保湿のみならず、コラーゲン生成の促進、弾力性のアップなどが認められています。
ローピュールは北海道産鮭の白子由来のDNAーNaを使用。
DNA、と言っても遺伝情報ではないので安心して下さいね。
お肌が鮭の白子になってしまう訳ではありません。
※使ってみた。
クレンジングから。

ジェル状にしたミルククレンジングとでも言いましょうか。
少し硬い。メイクが浮いてくるのに少し時間がかかる。でも肌への負担は少ない気がします。
洗顔石鹸。

洗っただけでくすみが抜けます。泡はキメ細かで、しっかりしています。
洗顔後のお手入れは、このセラムだけ。

わずかに白濁したジェル状です。つけた感じはみずみずしいのですが、しっかりと潤います。
低分子核酸DNAーNa、高分子核酸DNAーK、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、卵殻膜、3種のビタミン配合。
レチノール配合ですが、そんなに高濃度ではないと思います。敏感肌の方は自分のお肌と相談の上ご使用下さい。
保湿は物足りないどころか、私のオデコはドロドロになるほど。
自分の皮脂がしっかり出るような、肌が元気を取り戻したような感覚です。
ニキビ跡の色素沈着と、比較的新しいシミに効果を感じました。
シミがすこーしボヤけたような気がする。もう少し使ってみないとわかりませんが。
ハリ艶は良いですね。
ただ、毛穴は開いてる感じ。ちょっと白ニキビができてしまった。
栄養過多かなぁ…。
いずれにせよ美容成分タップリで、衰えた肌向きだと思います。
コスメハンター様に製品を頂きました。