539views

プチ夏休みで、一泊バイク旅行に
出かけていた夫が帰ってきました。

ドアを開けてべっくら仰天。

「うわっ、真っ赤じゃんか!
 どこのサルが帰ってきたかと思った」
「え、そう?」
「あんたまさか、御殿場あたりで
 一杯ひっかけてきたんじゃ……」
「違うって! どー見たって日焼けだろ!」

いやいやそれにしたって、
惨憺たる“赤ら顔”です。
お酒飲んだときよりまっかっか。

「日焼け止め渡したよね。結局使わなかったの?」
「いや、塗ったよ。首の後ろまでちゃんと。
 まーでも、やっぱ、焼けるもんだねー」

そっかー。
冷却用の氷をビニールに詰めながら、
正直私、ちょっと残念な気持ちだったんですよね。
1日炎天下をバイクで走ったら、
高SPF値のUVケアでも、防ぎきれないんだ。
オススメのUVケアだったんだけどなー。

ん? ちょっと待てよ。

「……あのさ、塗ったっていうけど、
 ちなみに、量はどのくらい?」
「えー? こんくらい(←米粒2個大)かな。
 ベタベタするのやだから、ササーッと」

ソレだ!(←膝を打つ)

ばかも――――ん!!!
そんなん、焼けて当たり前じゃんか!
てか、指のすじムラに焼けなかっただけラッキー。

えーと、UVケアには、紫外線を防ぐ目安の値、
「SPF値」と「PA値」がついてますよね?

これ、測定する時に、「1cm四方のエリアに
2mg塗布する」のが決まりなんだそうです。

以前お医者様に取材したとき、
「表示してあるSPF値&PA値は、
本来この量を塗った時の値なんですよ。
実際やってみると、案外たっぷりなのが分かるはず」
と、おっしゃっていて。


「日焼け止めはケチケチ塗り過ぎたり、
ムラに塗ると、本来の力を発揮できないんだよー」
と言おうと、振り返ったところ。……あれれ?
なんか、体を「くの字」にして、うずくまってるぞ夫。

「どうしたの?」
「うーん……。顔は平気なんだけど、
 さっきから手首と足がすげえ痛い」

手足を見て再び仰天!
見事なやけど状態じゃないですか!
グローブと靴の形にくっきり焼けてて、
周辺は赤黒~く腫れ上がってる感じ。

*写真はそれでもだいぶ落ち着いた状態ですけど、
 帰ってきた当日はえらい“ドス黒赤”でした。

「うわわ、顔よりまずこっち冷やしなよ!
 保冷剤もう1個持ってくるから」
「うー……いたい。い、痛いー……」

日焼け止めを全く塗らなかった部位がコレですから、
顔は、少量でも塗っといたおかげで
あの程度の赤ら顔で済んだ、ということかも。
(もし素顔だったらと考えると、そら恐ろしい!)

そうやって考えると、
今の日焼け止めって、実に優秀なんだと思います。
皆さんもぜひ、日焼け止め使用時は適量を!




このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

コメント(0件)

ベースメイク カテゴリの最新ブログ

ベースメイクのブログをもっとみる