真皮幹細胞とは、真皮に存在する間葉系幹細胞で、線維芽細胞を産み出す「お母さん」細胞です。
毛包幹細胞とシグナルのやりとりをし、毛包の形成を促す事もわかっています。
真皮幹細胞の研究は、表皮幹細胞や毛包幹細胞より遅れて始まりました。
2009年にトロント大学のチームが真皮の毛乳頭にその存在を示し、2012年には資生堂が
・真皮幹細胞は血管周囲を居場所とすること
・真皮幹細胞は加齢で減少すること
・真皮幹細胞を血管周囲に安定的に存在させる成長因子としてPDGF-BB(血小板由来成長因子)が重要であること
を明らかにしています。
真皮幹細胞の発見により、次世代型の抗老化ケア製品開発が始まっています。
それは真皮幹細胞を活性化させ、元気な線維芽細胞を増やし、皮膚再生能力を向上させようというもの。
シワや肌のゆるみ、たるみの改善が期待できます。
しかしスキンケア製品の中には根拠となるデータの無いまま、真皮幹細胞への効果をうたっている物もあるので注意が必要です。
真皮幹細胞に活力を与えるもの
・アルガニアスピノサ芽細胞エキス
(PhytoCellTec Argan)
真皮幹細胞のいる環境を良くするもの
・イノシトール
ちなみに、「腐らないリンゴ」の培養細胞エキスは、表皮幹細胞に働きかけるものです。
んで、私は今 アルガニアスピノサ芽細胞エキス 配合のコスメ、「フィトブリーゼ」をライン使いしているところ。

もうちょっと使ってからレポートしますので、お楽しみに。
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