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男性美容研究家の藤村岳です。
先日、ツイッターなどでは速報をあげたのですが、
マックスマーラのファッションショーにご招待をいただき伺ってきました。
場所はなんと、両国の国技館。
ホント、よく借りられましたよね。
あ、もちろん土俵にはモデルさん達、あがりませんよ！
さて、ファッション畑ではない、ボク。
実は初めてのショーでした。
斜め前方にはあの大内順子先生がいて、会場に入って
待っているだけで、興奮次第に高まってきました。
美しいグリーンのドレスからスタート。
イタリアで発表した時は白から始まっていたとか。
見せる服は同じでも構成を変えると、
まったく印象が違い「別のショーを見ているみたい」と知人の談。
日本仕様にここまで、気合いが入っているわけです。
実は今回、バックステージの取材も許されまして
ショーの後にうかがいました。
そこにいたのはピーター・グレイ氏。
ヴィダルサスーンで研鑽を磨いた気鋭のアーティストです。
彼がNYCで大ヒットを飛ばしているモロッカンオイルの製品を使って、
モデルたちの美をさらに引き出していたのです。
さらにメイクはあのMACが担当。
こちらもまた、素晴らしいコンビネーションで、
美しいモデル達をどんどん変身させていったわけ。
とにかく創り出す世界が美しくて、男のボクでもつい
「はぁ～」とため息をついてしまうほどでした。
でも、なんと、スタイルは前日に決めたのだそう。
イタリアとはショーの順番だけでなく、ヘアもメイクも全然違うらしい。
日本で行われた今回のショーのヘアメイクのテーマは「エレガンス」。
たしかに、優雅だけど、モダンな感じもするもの。
ドレスの新しい側面を引き出してくれそうです。
ヘアに関して言いますとハチをタイトに抑え、縦に巻きます。
それから、モロッカンオイルのハイドレーティングクリームと
ムースを混ぜて、質感を出していきます。
さらに、巻いた髪をスプレーを使って、伸ばして完成。
本番10分前くらいまで巻いたままで、直前に一気に仕上げるのだとか。
ヘアを造り上げる手順が壁にあったので、思わずパチリ。
こんな複雑なステップをあの戦場のようなバックステージで
行うんだから、さすがプロ集団。
出来上がりは下の写真をご覧ください。
素晴らしいショーの後は、ライブあり、カクテルパーティありで
まさに「お・も・て・な・し」に溢れた素敵なショーでした。
おもてなしといえば、
ショーに使ったスタイリング剤はモデル達が持って帰ってもいいのだそう。
わさわさと集まってきて、袋に詰めていましたよ。
ショーの時の張り詰めた感じとは違って、なんだか、かわいかったなあ。
素顔のモデル達を見た気がします。
でも、さっき使って自分をキレイにしてくれたものだから
その品質は十分理解しているんですよね。
そりゃ、持って帰りたくもなります（笑）
ヘアスタイルを芸術にまで高めるピーターさんにも会え、
貴重な体験ができました。
お招きいただき取材を許可してくださった関係者の皆様に感謝！
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