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女性の白雪姫化

女性の白雪姫化

今 女性が白雪姫化している気がする
茶髪より黒髪
そして最近はやっている
赤リップや赤チークなど
(私もエテュセの限定赤チークを購入してしまったわ)


1990年代は茶髪の時代だった
アムラーファッションに象徴されるようにように
茶髪や手入れされた細眉など
美意識と「流行」がイコールだった

しかし2000年代に入って
ネットが発達して
皆CMや雑誌などの提示する「流行」=美意識の図式に
乗らなくなってしまった
「流行」、みんなと同じであるということが
オリジナリティがない と判断されるようになってしまったかのよう
他の女の子の真似を嫌がる風潮は 
美のあこがれの対象を
女性芸能人からアニメのキャラクターなどに変えていった

そして、
今「流行」から卒業した女性たちがあこがれるのは白雪姫
確かに昨今の赤チークや赤リップの流行も
企業があおっていたりもするけど
それらが発売される前から前からネット上では
黒髪に似合うメイクや化粧品が議論させていたことを記憶しているわ

白雪姫にあこがれる、白雪姫になりたいって
もしかしたら普遍的なあこがれなのかもしれない
私は故・マイケルジャクソンが目指した姿も
白雪姫じゃないのかと思うわ


なぜ白雪姫にあこがれるのだろう
白雪姫のイメージと言えば
黒い髪
真っ赤な頬に唇
そして少女性に尽きると思う
流行というのは追い求めなければならないけど
少女性が誰もが持っていたもの
「幼い」「守ってあげたい」感じ

よく話題にされてるように
男女雇用機会均等法によって女性は男性の職を
奪ってしまった
私の世代は結婚適齢期に入っているけれど
やはり同年代の経済力は頼りない
女性が働く、自分の仕事上での自己実現のために
男性に守ってもらう安心感を放棄してしまったように思う

それに人生においてこれからかかってくるであろう育児の問題
核家族化が進んでいるけど
姑というめんどくさいものを放棄する代わりに
仕事と育児の両立と
誰も守ってくれない、自分が守らなければという立場に追い込まれてしまう

快適さを手にした代わりに
失ってしまった「守ってもらえる安心感」
今私たちは無意識に求めているのかもしれないわ











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